千葉・鴨川の磯で青物狙いのカゴ釣り~9月29日の釣り VOL.1
鴨川市内の磯で、青物狙いのカゴ釣り
鴨川エリアの最近の釣果情報がない・・・ならば、自分で!
2020年9月29日、房総半島(鴨川の磯)へ釣りに行きました。
そのときの釣行記事です。
今回行ってきたのは、この1週間ほどの間にソウダガツオやイナダの釣果が聞こえてきた館山方面でもなく、ショゴやシマアジの釣果が聞こえてきた勝浦方面でもなく・・・鴨川。
さらに詳細に説明すると、江見~太夫崎~磯村方面へ。
なぜ鴨川かと言うと、それは僕がずっとそのエリアで釣りをしたいと思っていたから。
個人的にいいイメージのある鴨川で久しぶりに釣りをしたい。
そして、館山や勝浦の情報は入ってくるけど、鴨川の情報がないのも気になる。
だからこそ自分で行ってみよう。
釣れても釣れなくても、そのエリアの直近の状況をこの目で確かめよう、というのが鴨川を選んだ大きな理由。
上述の通り、釣行にあたって鴨川の最新情報はまったくナシ。
手元にあるのは、5年くらい前に買って、すっかりボロボロになったこのガイドのみ。
でも、逆に楽しみも多い。どんな釣りになるのか。
・・・しかし、最新の現地情報がなかった故に思いもよらない展開となってしまった。
いい意味でも悪い意味でも。
朝マズメは、江見付近の磯へ
朝マズメの時間(この日は、ちょうど潮が下がっている時間帯)に合わせて江見の磯へ。
この付近にはかなり有名な磯があるけど、僕が竿を出したのはその手前の小磯。
波は少しある。いい具合だと思う。
潮は・・・先日の雨や大風から2~3日経過しているけど、予想以上にまだ濁っている。
狙いは青物と中型くらいのアジ。
まずは、オキアミをつけエサにして青物を狙う。
釣りながらコマセを足元にも打ち、アジが寄ってきたらサビキの竿も出してアジも釣る。
そのサビキにイワシなどの小魚がかかれば、それを活きエサにして青物を狙うというプランももちろんある。
作戦だけは、いつもバッチリ。
さて、開始1時間くらいまで何も釣れない。
焦りはないけど、もしかしたらずっと水温が低下したままなのかなと不安になってくる。
しばらくして、ようやくウキが怪しい動きをして、上げてみると・・・
サバかぁ。
でも、25センチくらいの中型サイズなので、血抜きをしてキープ。
そして、その1匹の釣果の時間を境に、少し海が活性し始めてきたことに気づく。
メジナやアイゴ(いずれも中型なのでリリース)などがポツポツと釣れる。
コマセが効いてきたらしい。
僕は、このタイミングでもう1本竿を出して足元奥でサビキ釣りも開始。
アジさん、来てくれ!
ところが、釣れるのはイワシ(カタクチ、ウルメ)ばかり。
そのため、プラン通りにイワシを活きエサにして青物を狙う作戦を実行。
しかし、こちらは不発。
オキアミをつけエサにしていたときより、反応が悪くなってしまった。
その後、オキアミに戻したけど、やはり青物は釣れず。アタリもなし。
干潮の時刻を過ぎた午前10時ごろ、コマセがなくなり、ここでいったん納竿。
結局5時間くらい竿を出したけど、本命魚(青物・アジ)についてはボウズで終了。
ちなみに、サビキの方ではメッキが1匹釣れました。
うまい魚なので、持ち帰りたい魚種だけど、あまりにも小さいのでリリース。
ということで、久しぶりの鴨川エリアでの釣りは、不発気味のスタート。
また、冒頭で「今回の釣行が思いもよらない展開になった」と書きましたが、久しぶりに訪れた鴨川エリアでは異変が起きていて、かなり釣りをしにくい状況になっていた。
つまり、多くの堤防、そして磯までもが釣りの規制区域に指定されていた。
「コロナウイルス感染予防対策」とのことだったけど、真相は分からない。
当日、僕が実際に行き、見たり聞いたりして分かったのは・・・
■江見港~赤堤防内側の港内及び外海側の地磯(前島) すべて釣り禁止
■太夫崎港~赤堤防内側の港内及び外海側のテトラ帯 すべて釣り禁止
■鴨川港~全堤防・弁天島や灯台島などの磯 すべて漁協関係者以外立ち入り禁止
■南房総和田港~赤堤防付け根の駐車場 進入及び駐車禁止
■江見吉浦の磯~当面の期間、全スペース 駐車禁止
という状況。
今回の釣行の際、釣り場として予定していた場所が上記にすべて含まれていたので、当日の午後は釣り場選びに本当に苦労してしまった。
今やほとんどのエリアで何かしらの規制があると思っていた方がいいかもしれない。
この日の磯釣りの釣果
さて、釣果の方は・・・サバのみ。ほぼ20センチくらいのサイズ。
5匹しかいないので、サバを読むこともできない。