ショゴ釣り(内房の堤防)~10月12日の釣り②
内房の堤防で青物(ショゴ)釣り
イワシの群れを追ったイナダの群れがいる・・・?
2020年10月12日、南房方面での釣りの後、午後から夕方にかけて青物狙いで内房の堤防に行きました。
そのときの釣行記事です。
最近、この近辺から出る船ではワラサやイナダが釣れ盛っているとのこと。
時として、逃げていくイワシの群れを堤防や磯などの陸に近いところまでワラサやイナダの大群が追い詰めていくこともあるという。
ホンマでっか?
2~3匹の青い背の魚(おそらくブリかワラサ)が表層まで浮き上がりながら、必死で逃げていくイワシを猛スピードで追っていく光景を過去に目の前で見たことがあるけど、ワラサの大群が追いかけていくというのは、すごい迫力だろうなと思う。
一度でいいからそういう場所で竿を出してみたい。
そんなわけで、今回の釣行では午後から夕マズメ前後に、この内房の堤防で青物を狙うというのが僕にとっては実はメインイベントだった。
といっても、最近も何度か来ている場所なので、新鮮味はあまりないけど。
釣り方はカゴ釣り。
使うタックルなどは、いつもとほぼ同じ。
エサは、オキアミのブロックを購入し、コマセとしても付けエサとしても使う。
この日は満潮が午後2時半くらいだったので、ほぼ満潮からのスタート。
潮が下がりつつ夕マズメを迎える頃合いに青物の時合いがあり、爆釣するはずなので、そこで大漁にありつこうという作戦。
・・・作戦だけは、いつも大げさ。
粘った後に、ようやくアタリあり
テトラ上に釣り座をとって、早速開始。
序盤はタナを2ヒロくらいにとって様子を見ながら、ほぼ同じ場所に仕掛けを打ち返してコマセを効かせることに集中する。
ときどきタナを上げたり、下げたり。
ところが、開始してもまったく魚の気配がない。
途中、足元にも何度か続けて細かく砕いたオキアミをヒシャクで撒いて、イワシがモアーっと湧いてくるか様子を見ていたけど、その雰囲気もない。
回りの釣り師さんたちも釣れている様子はない。
薄暗くなる前に釣果がほしかったので、とにかく手返しを早めにすることを意識して続ける。
サビキの仕掛けに交換して、イワシでも釣って泳がせた方が釣れるかな、などと考える。
午後4時ごろ・・・ウキがゆらーっと動き、くるくる回り、そしてスポッと沈む。
あれ? と思っていたら、一気にラインが出ていく。
急いで竿を強く握りしめて、魚と格闘する。・・・強い引き。
青物なのだろう。ここでは初めてのアタリだったので、多少あわててしまう。
でも、負けずに応戦。少しずつ寄せる。なかなかタモ網に入らない。
本当にずいぶん時間がかかって、バタバタしながら、ようやく引き上げることができた。
ショゴ!
引きはすごかったけど、さほどの大型ではないのかな。
それでも十分! このメインの場所で、ようやく上げることができた1匹。
この後、数を伸ばそうと思って続けていたら、もう一度だけ大きなアタリがあった。
しかし、一気にハリスを切られて逃げられてしまった。
結局、夕方暗くなるまでに2度のアタリのみ。
アタリは少なかったけど、とにかく1匹釣れてホッとした。
完全に日が落ちた午後6時前に納竿。
この日の朝一番に館山の堤防で竿を出したときには、海の中はかなり静まりかえっていたので、キビシイ一日になるかなと思っていた。
それを思えば、釣れただけ幸運だったのかもしれない。
もっと潮を読めるようになりたい。そして、いずれは確実に数釣りを目指したい。