4月の南房総・富浦での海釣り②~シロギス4匹追加

4月7日富浦シロギス釣り at富浦新港

午後3時半に、富浦新港で釣り再開

息子と「おさかな倶楽部」でランチをしたあと、そのまま富浦新港で釣りを始めました。

4月7日の富浦新港

 

すでに、赤堤防の先端方向はかなりの人がいるので、堤防の中ほどの場所に陣取り。
僕は、午前と同じ投げ釣りでシロギス狙い。息子はワームや専用サビキを使ったカマス釣りと堤防基礎石の際回りに落とし込んだまま放置する変則投げ釣りの二刀流。

とても静か。ほぼ快晴。予報に反して、ほぼ無風。波っ気なし。
絶好の行楽日和だけど、釣りの条件としてはキビシイ。
小さめとはいえ、本命のシロギスをお土産分くらいは午前中に確保したし、のんびりやるか。

堤防付近には魚の気配もなく、まわりの人たちもこの時間帯は釣れている様子はない。
遠投しないと釣れそうな雰囲気ではないので、若干大きめの15号の重りをつけて堤防外側に向けてキャスティング開始。

今年は水温が高めといっても、まだ4月の上旬。シロギスの活性は高いわけではない。今回はしばらく置き竿作戦で様子見。時間をおいて、少し引き、また置き竿。カレイ釣りのような要領なのかな。

仕掛けを引き始めたら、釣れだした!

置き竿もラクだけど、つまらない。じれったくなったので、少しずつ引いて、止めて、引いて、止めてという作戦に変更。すると、15センチほどのシロギスが・・・

調子にのって二匹目狙いで、今釣れたポイントの沖めに投げて、また引いて。でも、その後がなかなか続かない。

本当は斜めに投げたり、もう一本竿を出して近くをさぐったりして、いろいろな方向で釣りたいけど、人気漁港ゆえにそれは無理。仕方なく真っすぐ沖へ遠投の繰り返し。

結局5時30分の予定終了時刻までに、ここでは4匹の追加。釣れたのは、だいたい堤防から30メートルくらい沖だったと思う。

釣れたシロギス

 

ちなみに午後の息子の二刀流釣りは、完全なボウズ。でも、久しぶりの海、久しぶりの釣りで本人は以外にも満足の様子。まあ、よかったのかな。

シーズンには少し早めのシロギス釣りだったけど、場所を選び、かつ多くのポイントをさぐる努力をすれば、思ったより釣れそうな印象。

春のシロギス釣りは、藻がある場所の周辺がポイントだと釣りの本で読んだことがある。今日2か所の漁港で釣りをしたけど、たしかに漁港回りに藻の多かった富浦(旧)港のほうが、食いが良かったし、数も多くいたように思う。

この時期は、藻の周辺、しかも海底に段差(カケアガリ)のある船道を中心にせめてみるといいのかもしれない。

それから、水温。なるべく晴れが続いて海水温が安定している状態のとき、とくに日差しが強い日の午後を中心にせめると面白いと思う。

仕掛けについては・・・6号~7号のキス専用ハリの付いたモノと8号の投げ釣り全般向けのモノでは、圧倒的に差がついたと思う。まだまだ活性が高くないこの時期、しかも吸い込んでエサを捕食するキスに有効なのは、小さめのキス専用ハリがついた仕掛けが良さそうですね。

そんなわけで、息子との久しぶりの釣行はまったりと終了しました。
すでに僕の伸長を超えてしまったけど、チビだったころと同じように釣りの帰りは、すぐに眠ってしまう息子の寝顔を見て思う。「また、行こうな。今度はもっと釣ろうな」