マダイ釣り(船釣り)~館山・相浜港の安田丸にて

やさしい船長さんと仲乗りさんがいる船で、沖釣りを楽しむ

高級魚(マダイ・シマアジ)を狙う!

2021年4月11日、千葉県館山市へ行き、船に乗って沖釣りをしてきました。
その船釣りの時のレポート記事です。


今回お世話になったのは、相浜港から出船する安田丸(やすだまる)さん。

「安田丸」

メインのターゲットはのっこみマダイとシマアジで、釣りのスタイルはコマセ釣り。

コマセにもつけエサにもオキアミを使う。

船に乗ると、船長さんと仲乗りさんがあらかじめ少し解凍してあるオキアミのブロックやコマセ用のざるなどを釣り座に用意してくれている。

エサのオキアミとビシ

ちなみにコマセカゴとオモリが一体になっているビシは、今回の釣では60号の黄色いタイプを使う。

また、こちらの船ではそれぞれの釣り座にマグネットシートが貼り付けてあるので、エサつけしたハリをそこにおけば、ハリスがからむストレスも軽減できる。

「安田丸」のマグネットシート

準備万端で、定刻通り午前5時半ごろに出船。

「安田丸」

いきなり本命が・・・

やさしい笑顔の船長、そして乗船客を丁寧にサポートしてくれる仲乗りさんのコンビの船のようなので、初めてこちらにお世話になるのにほとんど不安がない。

船が走り、ポイントまでの航行中もなんだかとても気分がいい。

いよいよ最初のポイントに到着。

こちらで推奨されている仕掛けは、ハリス4~5号で1本ハリのタイプ。

早速ビシにコマセを詰め、形のいいオキアミをハリにつけて船長が指示してくれたタナへ投入する。

開始して、10分ほど。

コツンという弱いアタリのあと、グッと引き込むような強いアタリ。

すると、仲乗りさんが来て、「あわてずに同じペースでまいてください」とのアドバイスがある。

その通りにまいていくと、まだ魚の姿が見える前から「タイだ!タイだ!デカいよ」と仲乗りさんが言う。

海面に上がってきたのは、60センチくらいのマダイ。
タモ網ですくっていただき、本命をゲット!

釣れたマダイ

操船席から見ていた船長も「おおー!」と喜んでくれて、なんだかいい雰囲気。

幸先よくスタートを切れたので、さらに気持ちよく釣りを続ける。

しかし、その後もポツポツとアタリがあるものの、やはりターゲットがマダイなのでハリス切れがどうしても多くなってしまう。

おっ! アタリだ! ・・・と竿を立ててリールをまくと「あれ?」ということがかなりある。

マダイ釣りでは仕方ない。同船した他の釣り師さんたちも同様の様子。

船長も常に釣り客の竿を見ているようで、「アタってますよ。ゆっくり竿を上げて!」とか「シマアジじゃないですか? 慎重に、慎重に」などと声をかけてくれ、数釣りが難しいターゲットを狙った釣りでも船の中はそれなりに盛り上がっているのが分かる。

船中でのアタリが遠のくと、すぐに船長は移動を決断し、指示タナ(この日は22~30メートルくらいが多かった)も明確なので、釣りやすい。

途中、重すぎないアタリがあったので引き上げてみると、イサキ。

釣れたイサキ

その後はイサキをもう1匹釣り、後半に25センチくらいのマダイを一枚追加。

釣り上げることができなかったマダイらしきアタリは5~6回はあったと思う。

また、オオドモにいた釣り師さんにはシマアジのアタリが2~3回あったらしいけど、やはりハリス切れか口切れで引き上げられず、とのこと。

マダイやシマアジを狙う釣りなので数釣りは難しいのは知っていたけど、アタリがそれなりにあったので、船に乗っている時間は楽しく過ごすことができたと思う。

午後12時過ぎに沖上がりとなり、港へ。

この日の釣果

「安田丸」での釣果

マダイ2匹、イサキ2匹。

冒頭にも記述したように、「安田丸」さんの船長も仲乗りさんもとても温和でやさしい雰囲気の船でした。

本当に楽しい時間を過ごすことができました。

船長、仲乗りさん、大変お世話になりました。ありがとうございました。近い将来、またお世話になります。

「安田丸」

 

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