房総サヨリ街道をゆく!~今シーズン最後の南房サヨリ釣り

南房の磯釣り(サヨリ狙い)のレポート~2回の釣行記録

4月11日の午後の釣り

4月の上旬~中旬にかけて、2回続けて午後限定でサヨリを狙って釣行しました。
その際の報告記事です。


4月11日の午後、午前中に「安田丸」さん(相浜港)にお世話になった船釣りの後、南房総市の磯へサヨリ狙いの釣りに行った。

ここでの過去3回の結果は・・・ボウズ、サヨリ18匹、ボウズという状況。

もうシーズン終盤のせいか、このエリアに来てもサヨリを狙っている人はあまり見ない。

それでも、完全にあきらめるまでもう少し続けたくて、こりずに磯へ。

この日は快晴で、風は弱く、波は前日までの強風の影響でやや高め。ときどきウネリあり。
気象条件はあまり良くない。

南房総の磯

厳しいのは覚悟しての釣行だから、あまり気にならない。

夕方前に満潮を迎える大潮で、夕マズメの納竿の時間までに上げ下げ両方の時間に釣りをすることができる。

コマセはイワシミンチで、つけエサには先日使ってみていい印象を受けた「房州アジ・サヨリ」が入手できなかったので、今回は生イキくんの「サシアミ」を使用。

つけエサのサシアミ

ただ、結論を先に書くと、この日に関してはどんなエサを使ってもあまり変わりがなかったかもしれない。

天気は基本的に快晴だったけど、少し雲がかかる時間帯があり、その時間に多少魚の姿が見えて、何かが起こりそうな気配がしたものの、釣れたのはフグのみ。

南房総の磯

時間の経過とともにもう少し波が収まる予想をしていたけど、釣り始めた時よりもむしろ高くなってしまったような気もする。

これではサヨリは難しい。海の変化を見ていくことも難しい。

結局、この日は釣り始めた午後2時から納竿した午後6時までの間、かかったのはフグ数匹のみという結果にて終了。

 

4月16日の午後の釣り

その次の回の磯釣りレポート。釣行日は4月16日(午後)。場所は同じ南房の磯。

この日も午前中の船釣り「惣四郎丸」さん(金谷港)にお世話になった後のサヨリ釣行。

天気は曇り。ただ、波は弱めで釣りは最近の釣行日の中では一番やりやすそうな条件。

南房総の磯

適度に潮目もあり、潮の濁りや色もいい雰囲気。

2つの離れ岩の間にある水道部分をポイントにして釣りをすることに決定。

南房総の磯

今回もコマセとつけエサには、イワシミンチとサシアミをそれぞれ使用。

午後3時ごろからの短時間集中勝負の釣り。

この日の結果次第で、今シーズンの房総サヨリ(外房~南房)は最後にするつもりだったので、気合だけは十分。

序盤から休まずコマセをまき、サヨリを寄せることに集中。

あまり、手前に仕掛けを入れるとすぐにフグに食い付かれるので、離れ岩のわきの潮目の少し沖に仕掛けを投入する。

海を見ながら思う。・・・この日の海の状況でまったく釣れないなら、もう今シーズンの房総サヨリはあきらめるしかないな。

そう思ってしまうほど、海の状態は良さそうに見えた。

たしかに、その前の回に来たときと比べて魚の活性はあった。

ただ、何度仕掛けを入れても釣れたのはウミタナゴ、ベラ、小メジナ、フグというサヨリ外道のオンパレードのみ。

結局、この日もサヨリの姿はおろかそれらしきアタリもなし。
薄暗くなった午後6時半まで粘ったけど、本命の釣果はゼロ。

「2021年 房総サヨリ街道をゆく~サヨリ釣りの旅」 終了

実は、これまでの釣行でも船釣りした後には必ず、南房各地の磯や堤防を視察して直近のサヨリの釣果を調査していた。

具体的には、磯や堤防にいる釣り師さんに尋ねたり、実際の釣りの様子を見たり。

サヨリ情報を集めようとしても、「サヨリ? 最近はもう狙っている人はあまり見ないねぇ」という答えが多かった。

それでも、必ず僕自身でも竿を出してサヨリを狙ってきた。

以前、南房総市内の釣具店の店主さんが「サヨリの当たり年ならゴールデンウイークくらいまで釣れますから」と言っていたのを覚えていて、実際そういう年は長い期間釣れた記憶がある。

ただ、今年はそうはならなかったのかもしれない。

やはり、千葉県にも緊急事態宣言が出たため、サヨリの最盛期(1月~3月)に外出自粛をしてばかりでほとんど釣りができなかったのがきつかったかな。

それでも磯や堤防に行って、釣りをしたり、見たり聞いたりといろいろな経験ができた。

また、来年の楽しみにとっておきます。

そんなわけで、「2021年 房総サヨリ街道をゆく~サヨリ釣りの旅」は、3連続ボウズで終了。

 

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