シロギス釣り(千葉・南房・館山)~4月のキス釣り
今シーズン初めての投げ釣り
2021年4月28日、千葉県館山市の小磯とサーフでシロギス釣りをしてきました。
その釣行に関するレポートです。
事前の予報ではこの日は房総沿岸はどこも南西~西の強風が吹き続けるとのこと。
そのため、その方向の風を多少でもかわせるエリアとして選んだ場所での釣り。
昨年までも何度か来ているので、勝手は分かっている。
当日の朝、現地へ来てみると、やはり波はやや高め。
風の強い日がしばらく続いていたので、ある程度は予想していたけど。
でも、キス釣りができないほどではないように見えたし、潮の濁りも気になるほどではなかった。
朝6時ごろから釣り開始。
昨年までの経験で、磯のすぐわきの砂地ポイントに大型のキスが潜んでいると分かっていたので、そこから狙う。
すると、1投目にやや強めのアタリ。でも、キスじゃない。
上げてみると、3つのハリにフグの3連状態・・・磯からの朝の挨拶なのかな。
かなり大型のフグが3匹。あまり経験したことがなかったので、ちょっとびっくり。
その後もフグがかかってくる。
遠投したり、左右に投げ分けたり。
満潮から下げに入ったばかりの時間帯だったので、かなり波打ち際近くの浅場を狙ってみたり。
開始して1時間くらいして、ようやくフグ以外の魚のアタリ。
少し弱いアタリだったので、ベラかなと思ったけど、本命のシロギス。
少し小ぶりだけど、うれしかった。
その後、しばらく同じポイントでアタリが続いた。
ただ、釣れるシロギスが小ぶりだからなのか、強風のせいなのか、竿先にハッキリと伝わってくるアタリはほとんどない。
微妙なアタリばかり。
もっと調子よく釣りたかったけど、そのポイントもすぐにフグ帝国に汚染されてしまった。
ここで磯をあきらめて、サーフを歩きながら釣りをしていく作戦に変更。
群れが大きくないのか、時折釣れるものの、同じポイントではなかなか連チャンしない。
そして、本当に小ぶりなキスばかり。
結局そのまま釣りを続け、正午過ぎに風がさらに強くなり、潮も濁り始めてきてアタリがパタッとなくなってしまい、納竿。
午前中を通して強風をいなしながらの釣りでやりにくかったけど、久しぶりの館山の小磯&サーフで、久しぶりの投げ釣りをして楽しかった。
この日の釣果&分かったこと
釣果はシロギス14匹(半日の釣果)。一番大きくて19センチ。
釣りをして分かったことや感じたことは・・・
天候が安定していれば(雨や強風などがなく)、そしてじっくり時間をかけて丁寧にポイントを探りながら釣りをしていけば、もう十分にシロギスの数釣りができるということが分かった。ただし、まだ小ぶりが多い。
また、この日は強風の影響や小ぶりのシロギスが多かったこと、水温による活性状態なども理由にあったと思うけど、とにかく微妙なアタリが多かった。
僕は、久しぶりの投げ釣りだったので、本格的な投げ竿と投げ用のリールを使ったのだけど、シーズンが深まるまではもっとライトなタックルを使ったほうがよりダイレクトにキスのアタリを取ることができて楽しめるのかなとも思った。
ちなみに、ハリはキス用の6号と7号を使ったけど、違いはほとんど感じられなかった。
この日の、強風とやや高い波という条件では、ハリの微妙な違いはさほど意味をもたなかったのかもしれない。
今後も日中の時間帯は、磯ぎわにある砂地を見つけながらシロギス釣りをしていくことが多くなると思う。
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