青物&アジ釣り~千葉・南房総の磯(6月中旬の夕まずめ)
大きなアジを狙って、南房総の磯へ
大型のアジを釣りたい!
2021年6月17日、船釣り(館山・相浜港・安田丸)の後、南房総の磯へ行き、アジ狙いの釣りをしました。
今回は、そのときの磯釣り記事です。
午前中の船釣りが終了し、食事&休憩をしてから夕方のマズメの釣りに備えて南房総の磯へ。
最近は、このエリアが僕にとって定番ポイントになりつつある。
今回もアジをメインで狙う。
カゴを使うことも考えたけど、ほどよい追い風が吹いていたので、より手軽で、より手返しの早いウキ釣りで狙うことに決定。
マズメまでまだ少し時間があるけど、早めにセッティングしてコマセを撒き始める。
コマセは、午前中の船釣りのときにあらかじめ自分で用意していった予備のオキアミブロックが余ったので、それを解凍して使う。
それにグレ用の配合エサを混ぜて、ヒシャクで撒く。
いつも釣り始めはフグが多いけど、この日はフグがかかってこない。
フグ帝国の皆さんも休むことがあるのかな。
その代わりに小さなベラとかメジナがポツポツ釣れるが、ひたすらリリースしていく・・・
想定していなかった青物
まだ日の明るい午後6時ごろ、ウキがいきなり消えて、それまでとは違うやや強めの引きがあった。
大きなアジかな? 大きなサバかな?
どちらでもいい。とりあえず引き上げてみたい。
手前まで寄せて、最後は強引に引き抜く。
重量感はあまりないけど、引きがある魚の正体は・・・
ショゴ!
30センチを超えるほどの大きさではない。 28センチくらい。
ただ、あまり想定していなかったターゲットだったし、青物好きの僕としてはうれしい釣果。
もしかして群れがいるのかも。このサイズのショゴが数釣れるなら楽しいだろうな。
一人でほくそ笑みながら、一気にアドレナリンが高まった状態になって釣りを続けていく。
コマセもそれまでより多めに早めに撒くが、その後釣れるのは小メジナばかり。
うーむ、いつも通りなかなかうまくいかない・・・
夜になって、ようやくアジが・・・
だんだん薄暗くなってきた。もうすぐ夜になる。
風は午前中~昼ごろほど強くなく、波もおだやかで釣りやすい。
しぶとく狙っていたショゴは、結局その後は不発。
アジもマズメの時間になっても群れが入らず、何も釣れない状態がしばらく続き、あたりは真っ暗になってしまった。
ケミホタルをウキにつけ、このまま夜釣りに突入していく。
たまにウキが沈むことがあっても、やはり小メジナが釣れるばかり。
コマセも少なくなってきた。
今日はダメかな、でもショゴも釣れたし、それでヨシとしておこうかな。
そんなことを考えていた午後7時半くらい。
ケミホタルのウキが少しユラユラっと動いて沈み、水中でもユラユラしている。
あれっ? 慌てて竿を立ててからリールを巻くと、キラキラっと光る魚が釣れている。
アジ!
・・・大きくない。15センチくらい。
群れが入ってきたのかもしれない。
コマセも残り少ないし、この大きさのアジならばサビキでもイケるかも。
僕は、ここで仕掛けを1本バリからサビキに交換。
すると、釣れる。
ただ、追い食いを狙ってアタリがあってもそのまま仕掛けを入れておく欲張り作戦が裏目に出て、仕掛けが絡んでしまう。
仕掛けを交換する手間が増えて手返しが悪くなる。
真っ暗な磯で一人でバタバタとする。それでも、なんとか少しずつ釣っていく。
結局、最初にアジが釣れてから30分くらいしてコマセがなくなってしまった。
それでも、バッカンに水を入れて残り少ないコマセを攪拌させて、そのままジャーっと海に流す往生際の悪い作戦を展開しながら、仕掛けを海に投入する。
最後に1匹釣れて、いよいよ終了。
この日の磯釣りの釣果
ショゴ1匹&アジ8匹。
アジはコマセと仕掛けがもっとあれば、もう少し数を伸ばすことができたかもしれない。
アジの大きさは今ひとつだったけど、「そのときに入ってきた群れによって決まるから、自分ではなかなかコントロールできないですよ」と館山の釣具店の店主さんから聞いた通りのようなので、また次回以降に期待したい。
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