千葉・内房の堤防でカゴ釣り(青物)~2021年7月下旬の釣り
内房の堤防で、アジを狙ってカゴ釣り!
アジが釣れるか調査も兼ねての釣行
2021年7月30日、館山での船釣りをした日に、夕方前からアジ狙いで内房の堤防に寄りました。
今回はそのときの堤防でのカゴ釣り記事です。
この日は中潮で、午後2時半ごろに干潮となり、そして午後9時ごろに満潮を迎えるという潮回り。
ちょうど現地に着いて釣りを始めたのが午後5時ごろだったので、潮の動いている時間帯。
これから夕まずめに向けてアジの回遊があるかな、と期待しての釣行。
テトラ上の波打ち際近くに釣り座をとり、早速コマセをのんびりと打っていく。
それに合わせて、カゴにもコマセを詰めてゆっくりと仕掛けを投入していく。
ちなみに、この時点では仕掛けは市販のアジ用のカゴサビキを使用していた。
アジではなくて、青い魚が来た!
夕暮れまでの1時間半くらいは何も釣れないかな。釣れたとしても、せいぜい小さなサバくらいだろう。
そんなふうにノンキにかまえて置き竿にしていたが・・・30分くらいしたときに、ウキがふいに沈んで、竿がカクンカクンと激しく曲がっている。
何だろう?
磯竿の遠投(4号竿)を使っていたので、その竿がしなるくらいに曲がるのだから、小さなサバではないと思い、急いでリールを巻く。
例によって強引に引いてくる。
すると、何やら青物らしき体形の魚が海面に見えてきた。
でも、激しく抵抗する魚を引いてくるには、サビキ仕掛けのハリでは無理だったらしい。
あと10メートルくらいのところで、バラシ!
青物に見えた。
ただ、そんなに大きくはなかった。
サビキでアジを狙うつもりだったのに、思わぬ展開。
どうしようかと迷っているヒマはない。
サビキ仕掛けから3号ハリスの1本ハリ仕掛けに交換して、大きめのオキアミをつけて投げる。
すぐにアタるかなと期待していたけど、なかなかアタらない。
コマセを詰め替えるために、何度か仕掛けを回収&遠投を繰り返した後に、ようやく先ほどと同じようなアタリが来た。
うまくいくか分からなかったけど、竿先にアタリを感じたときにアワセを入れてみたら、きちんとハリがかりしているらしい。
強引に引っぱってきてもバラシの心配がなさそう。目の前に魚が見えている。 ショゴかな?イナダかな?
タモ網を使うか迷ったけど、足場があまり良くなかったので、やはり強引に引っこ抜く。
一気にタオルで魚をくるんで、ハリを外す。
正体はワカシというべきサイズの魚・・・30センチあるかどうか。
さて、せっかくの魚群らしいので、同じ釣りを続けていく。
群れがいるらしく、ハリにかからないこともあるけど、アタリが続く。
その後1時間くらい沖に群れがいたのだと思う。
その間に、カゴ釣り1本バリで何匹かワカシが釣れた。
30センチ前後のサイズが多かったけど、より小さいサイズのワカシも釣れてしまったので、それらはリリース。
そして、午後6時半ごろパタッとワカシが釣れなくなったので、アジ狙いの仕掛けにチェンジする。
まったくアタリはない。
サバもいないし、イワシもいない。
何も釣れない時間が続き、いよいよ暗くなってきたのでウキに電気を灯し、夜釣りに突入。
8時過ぎまで粘ったものの、結局その時間までにアジの回遊はナシ。あきらめて納竿。
ワカシの釣果があったので、まあ良しだけど・・・アジは回遊情報がない中で狙うと本当に難しいな、とつくづく思う。
この日の持ち帰りの釣果
ワカシ4匹。
ちなみに、ワカシは脂があまりノッテいないと分かってはいたものの、生で食べてみたら、やはりあっさりし過ぎていた。
なので、オリーブオイルにたっぷりと漬け込んでから、ソテーにして塩コショウで味付けして食べてみると、それなりにおいしく食べることができたように思う。
後日ネットでワカシの食べ方を調べてみると、カルパッチョにすると特においしいとのことだったので、機会があれば挑戦してみたい。