10月上旬のアジ釣り~千葉・勝浦の堤防にて
久しぶりの釣りは勝浦でアジを狙う!
釣って楽しく、食べておいしいアジをたくさん釣るべし!
2021年10月4日、千葉・勝浦の堤防で朝マズメ限定のアジ釣りをしました。
今回は陸っぱりからのアジ釣り記事です。
世界中を恐怖と不安と混乱に落とし込んだコロナウイルスのおかげですっかりご無沙汰していた釣り。
絶妙のタイミングで台風までやってきて、ようやく釣りに行けることになったので、勢い勇んで房総の海へ。
狙いを定めたターゲットはアジ。そして、竿を出す場所として選んだのは勝浦市内の堤防。
今回、アジを狙う釣りのスタイルはカゴ&サビキ。まあ、リハビリにはちょうどいい釣りかなと思う。
ちなみに、今回はマズメ時間にピッタリな、蓄光スキンサビキ(海中で光を放つようなイメージで魚にアピールするとのこと)をメインで使用する。
潮も濁りがまだ残っているようだし、このサビキがちょうどいいのではないかな。
竿とリールはともに遠投用のものを使い、ウキは10号を選択。
そして、暗い時間から釣りを始めたので、ウキにはケミホタルを装着する。
コマセはアミエビに、配合エサ(メジナ用のものとアジパワー)をプラス。
まずはコマセを効かせるために、手返しよく仕掛けを投入することを意識する。
また、コマセを集中させるために同じ場所に打ち続ける。
いろいろと準備してきたけど、肝心の魚からの反応がなかなか返ってこない。サバすら釣れない。
だんだん明るくなってくる。そろそろ群れが入って来てくれないと時合いがないまま朝のゴールデンタイムが終わってしまうなと気になり始める。
すっかり明るくなってきたころ、ようやくウキがスポッと沈む瞬間が・・・
アジ! 待望のアジ!
大きさは20センチ前後。大きくはないけど、けっして小さくもない。
ようやく群れが入ってきたのかもしれない。でも、アジの時合いは長くない。これからが勝負!
タナの取り方が釣果を分けることになるから釣れたアジがどのハリに掛かっていたかをよく見る必要がある。
最初の1匹は・・・6本バリの中の下から2番目のハリにかかっていた。
ならば、タナをもっと下げるべし。
ということで、ウキ止めを調節してタナをやや深めにとる。
すると、ポツっと釣れる。
同じくらいの大きさのアジ。
このサイズのアジの群れが入っているのだろう。
ただ、なかなか多点掛けとはいかない。
追い食いを狙って1匹かかってもそのまま仕掛けをピンと張ったまま、次々にアジがかかるのを待つが、それでも3匹かかるのが精一杯。
アジは、食いが立ってくるとタナが少しずつ上がってくることが多い。
そして、ピークが過ぎると今度は少しタナが深くなっていくことがある。
だから、とにかく毎回釣れてくるアジがどの位置のハリに掛かっているかを見極めながらタナの調節をしっかりと行うことを意識する。
いろいろ考えていたけど、残念ながらこの日は30分くらいで時合いが終わってしまい、その後タナをいろいろ変えてみたが、その後は不発。
本当にアジの時合いはシビアだなと思う・・・あれだけコマセを打っているのだから、もう少しゆっくりしていってくれたらいいのに。
明るくなってから海をじっくりと見ると、潮はやはり濁りが残っていたし、この時点でもまだ潮の動く時間帯は続いていたので、別のアジの群れが少しの時間だけでも回遊してくるかもしれないと期待して、しぶとく竿を出し続ける。
結局、干潮時刻(午前9時ごろ)まで粘ってみたものの、その後はフグばかりになってしまった。
つまり、サビキにフグが鈴なりになるというおぞましい状況。
干潮時刻を過ぎた午前9時半ごろ、そのフグ帝国から引導を渡されるかのように巨大なフグが連発。
まるで、その巨大なフグが「アンタ、今日はもう帰ったほうがいいよ」と言っているような気がしてくる。
ここで、ついに観念して納竿。
この日のアジ釣りの釣果
16匹。
20センチ~22センチくらいの大きさ。
房総、とくに外房のアジはこれからが一番の好機となるはず。
次に行く機会があれば、もう少し数を伸ばしたい。
やはり一瞬の時合いを逃さないためには、こまめなタナ合わせと素早い手返しが大事なのかな。
もっとレベルを上げる必要性を実感しての帰路でした。
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