アジ釣り(千葉・南房総の堤防にて)~2021年12月上旬・夕方のマズメ
アジの数釣りを目論んで南房総の堤防へ
アジを狙ってウキフカセ&サビキ釣り
2021年12月2日、千葉・南房総の堤防で夕方のマズメにアジ釣りをしました。
今回は、堤防でのアジ釣りレポート記事です。
この日は早朝より館山・相浜港出船の安田丸さんにお世話になって船釣りをしていた。
食事休憩後に仮眠をとり、夕方のマズメのアジ釣りにそなえて移動。
前日はかなり海がシケていたため、もともとアジ釣りをしようとしていた太平洋側の磯や堤防はどこも潮の濁りが強すぎて、結局は太平洋側よりも影響の少なかったであろう内房側の堤防へ。
ところが、ほとんどナギ状態ではあるものの、ここの海も思ったより濁りがあり、けっしていい潮の色ではない。
しかし、12月になり夕暮れも早いから時間もあまりないので、ここで釣ることにする。
とりあえず、明るい時間はウキフカセ釣りで様子を探る。
そして、ポツポツ釣れ始めてきて、いよいよアジの群れが入ってきたようならばサビキに変更して数を釣り上げようという作戦。
午後3時半ごろ釣りを開始。
フグがたまに釣れるくらい。
明るい時間帯にはアジはなかなか釣れないだろうなと、あまり期待していなかったので、のんびりと釣りをする。
堤防には先端回りに10人近くの釣り人がいる。
見た感じでは、皆ルアーの人ばかりでエサ釣りをしている人はいない。
ワームを使っているようだったので、アジ狙いの人もいるのかもしれないけど、おそらくカマスを本命として狙っているのだろう。
この堤防はカマスの回遊もよく見られるし、間違いないと思う。
ただ、どの釣り人も釣れていない様子・・・やはり、潮がよくないのかもしれない。
午後4時前、ボーっとしていると、ふと竿がしなっていることに気付く。
ウキも水面に見えない。
竿を立ててリールを巻く。
水面から金色の魚がキラッと光りながら上がってくる。
アジ!
大きくない。20センチあるかどうか。
この時間に釣れると思っていなかったので、ちょっと意外な感じだったけど、せっかく釣れたのでそのままウキ釣りで続行する。
でも、続かない。
群れが小さいのか、活性が低いのか。
その後フグに混じって、もう1匹だけアジが釣れた。
アジ回遊・・・!?
午後5時前。気が付くと、堤防先端回りにいた10人ほどのルアーの人たちは皆退散してしまっている。
堤防の付け根付近に何人か釣り人はいるけど、僕の周りは誰もいない。
よほど釣れない潮なのかもしれない。
もうすっかり薄暗くなってきたのに、アジの群れが入ってくる様子もない。
今日はダメかなぁ、と思っていたころ、仕掛けを投入すると、すぐに食い付きがあって3匹目のアジが釣れた。
群れが入って来たのかもしれない。
釣り方を変えようか、それともそのままの釣りを続けようか。
・・・迷っていても後悔することになるので、ここで仕掛けをサビキに変更することにした。
今回は、ダイワの職人サビキシリーズを使う。
「濁り潮ナンバーワン」というコピーが書かれているタイプをチョイス。
サビキに変えると、1投目からいきなりアタリがある。
下から2番目のハリにアジがかかっていたけど、上のハリにはアイゴもかかっていて外すのに手間取る。
魚を外し、ウキ止めを50センチくらい下にズラしてすぐに投入。
次の投入後にはアジが2匹かかっていたけど、1匹を取り込みの前に落としてしまう。
ダメムードだったところに、急にアタリが続き、しかも毎回のようにアイゴも釣れてしまうので、ついバタバタの釣りになる。
そんなふうにしていると、あっという間にアタリがなくなってしまった。
時合いらしい時合いは、時間にして20分くらいかな。
まだエサもあったので、ウキに電池を入れて夜釣りに突入するが、再びアジの群れが入ることはなかった。
午後6時半、真っ暗な堤防を後にして帰路へ。
この日の堤防アジ釣りの釣果
アジ7匹。
これが精一杯の釣果。
本当にアジの時合いは短い。
ただ、堤防にはアジ狙いの人は本当に少なかったので、このあたりでは最近釣れていないのかもしれない。
それを考えると、少しだけでも釣れただけマシなのかな。
もう半月~1カ月くらいすると流れが変わるはずなので、その頃に期待ですかね。
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