サヨリを求めて、次の釣り場へ(千葉・勝浦の堤防)~2022年2月9日の釣り②
サヨリが釣れるかどうかの調査を兼ねて、次の釣り場へ
午後も勝浦市内の堤防へ
2022年2月9日の釣行はサヨリを狙って2か所の堤防へ行きました。
今回のレポートは、その日の2か所目(午後の釣り)に関する記事です。
この日の午前中の釣りでは、地元のベテラン釣り師さんたちほど釣果が伸びなかったとはいえ、なんとか少しサヨリを釣ることができた。
もう少し続けて釣りたかったけど、あいにく事前の予報以上の強風に見舞われて釣りにくくなったし、もともともう1か所の釣り場を回りたいと考えていたので、午後は移動して別の釣り場へ行くことに決定。
こちらも例年の冬場はサヨリ釣りで賑わうのだけど、この日も釣り人はまばら。
直近の現地情報によると・・・サヨリは、ほんの少しだけ釣れることがあるけど、かなりムラがあるのでなかなか狙いにくいという。
ただ、僕にとっては好きな釣り場でもあるし、とにかくやってみようという気楽な気持ちで竿を出す。
平日の昼間は本当にのどかで静かな場所。
こちらのエリアは背後に小高い山があるため、北風の影響はあまり気にならない。
のんびり釣りができるのはいいのだけど、何も釣れない時間が続く。
コマセを打ち、ひたすら仕掛けを流していく。
2時間くらいして、ようやくウミタナゴやカタクチイワシ、フグなどがポツポツと釣れ始める。
この時点では、サヨリが釣れないようならば夕方まで粘ってアジでも狙おうかなと考えていた。
午後4時過ぎ、竿を斜め下に倒してラインをピンと張っていると、クンクンと魚のアタリを感じる。
リールを巻くと、ウキストッパーで止めてある飛ばしウキがグイーンと宙に浮き、小さなシモリ玉(アタリウキ)だけが水面付近に着いたまま。
シモリ玉の先には魚がかかっていて、しきりに左右に泳いで抵抗している。
サヨリ!!
やや小さめだけど、この日はもう釣れるとは思っていなかったので、うれしい。
群れが入ったのならば、もっと釣れるはず。
夕方のアジ釣りも想定していたけど、ここで惜しみなくバンバンとコマセを打っていき、まったく同じポイントに仕掛けを流していく。
入れ食いなどにはならなかったけど、その後もポツポツとアタリがある。
ただ、小ぶりのサヨリばかりのようで、ハリの大きさがマッチしていないらしくハリにかからなかったり、引き上げるときにバラシてしまったりすることが多い。
もうすぐ夕暮れ。
そうなると、サヨリがいなくなってしまうので、そのままの仕掛けで釣りを続ける。
サヨリが堤防の近くにいたのは1時間くらいだったと思う。
午後5時前にはサヨリのアタリがなくなった。
最後にアジとサバが1匹ずつ釣れて、そのタイミングでコマセがなくなって納竿。
本命のサヨリが少し釣れて楽しかったという気持ちと、もう少し釣りたかったという不完全燃焼な気持ちが半々くらいの心境。
ただ、この日この釣り場でたまたまサヨリがわずかな時間に回遊してくれただけだったのかもしれないので、釣果があったのは幸運だったというべきなのだろう。
各地の釣り場でお会いした釣り師さんたちのお話の通り、今年のサヨリは接岸がずいぶん遅かったようだけど、それでも・・・これから本格的なサヨリシーズンが始まることを期待させてくれる日にはなったと思う。
午後のサヨリ釣りの釣果
5匹。
ここではやや小ぶりのサヨリが目立った。
サヨリの群れの接岸状況は不安定との現地情報があるにせよ、とにかく少しでも釣れたことは今後の釣行に明るい兆しが見えてきたと思う。
この日の一日全体の釣果(2か所の釣り場での合計)
サヨリ14匹。
アジとサバ1匹ずつのオマケつき。
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