千葉・南房総の磯にてサヨリのウキ釣り~2022年3月24日 午後の釣り
サヨリの磯釣り
南房の磯でサヨリを狙う
2022年3月24日、南房総市の磯にて午後の時間帯にサヨリ釣りをしてきました。
今回はそのときの堤防釣りのレポートです。
釣り場は南房総市白浜町の磯。
この複雑な磯場には、たえず沖への払い出しのできるような大きな入江のある岩場があったり、サラシができにくい淀んだ岩場があったり、足場の高いところや低いところなど、竿を出すのに迷ってしまうくらいにたくさんのポイントがある。
いくつか僕のお気に入りのポイントがあるのだけど、この日はそのうちの一つに入ることができた。
ただ、外道のフグ(他にはサバや小メジナ、ベラなど)がとても多い場所なので、この日も悩まされるのは覚悟の上での釣行。
午後1時半ごろに釣り開始。
コマセを打ち始めると、何やら黒い影が水中でユラユラと動き始めた。
早速フグ軍団がおいでなさった模様。
足元に少しずつコマセを落としてフグを引き付けておき、配合エサを多めに入れて作ったコマセをヒシャクで投げるように沖めに打つ。
サバの攻撃をかわしていると・・・
さて、ここでサヨリを狙って釣りをしたことは何度かあるけど、ぼちぼち釣れることが多かったのでこの日も期待していたところ・・・
30分くらいして、ようやくアタリがきた。
でも、残念ながらサヨリの引きではない。
重量感がないのに、左右に泳ぐ魚。
やはり、サバ!
・・・サバの群れが寄ってくるとそれをかいくぐってサヨリを釣るのは難しい。
フグも困るけど、これはこれで正直まいったな、と思う。
仕方なく、さらに仕掛けを遠投して沖に入れる作戦に変更。
その後もサバに付き合いながら、本命のアタリを待つ。
そして、釣り始めて1時間以上経過してから、ようやくそれらしいアタリが竿先にググっとくる瞬間がきた。
サヨリかな・・・ここのサヨリはとくにタフな印象が強い。
ジャンプを何度も繰り返してハリを外されたり、左右に激しく泳いでハリスを切られたり、という経験がある。
迷っていると上げることができないので、グイグイと寄せる。
よしっ!!
予想外に小ぶりだったけど、一応本命のサヨリが釣れたので、ホッとする。
本命が釣れたので、同じ釣り方を続けることを意識する。
というか、広い磯なのにフグやサバに囲まれているので、同じポイントを攻めるしかないというのが本音なのだけど。
でも、そのポイントにサヨリが寄ってくれたようで、2~3回仕掛けを投入するとサヨリのアタリがある。
足元にはフグを引き止めるためにコマセを落とし、やや沖にコマセを投げ、さらに沖に仕掛けを入れて引いて・・・
気持ちのいい開けた磯で、房総の海を優雅に眺めながらゆっくり釣り時間を楽しむ、などという感覚はないほど、あくせくと忙しい釣り。
ただ、忙しく動いているだけの成果はあったようで、サヨリが少しずつ釣れていく。
うっかりサヨリ用に使っている小さな玉網を車に置いてきてしまったので、取り込みもバタバタと忙しい。
釣れるサヨリの型は良型からやや小ぶりまでいろいろだけど、それはそれでOK!!
アタリのなくなる午後4時半ごろまで釣りをしたと思う。
コマセも使い果たしたので、この時点で納竿。
3月24日全体のサヨリの釣果
午前の堤防での釣りと午後の磯での釣りの合計サヨリ数は・・・
18匹だった。
午前中に竿を出した堤防で7匹の釣果だったので、午後の磯(およそ3時間の釣り)では11匹の釣果だったということになる。
午後の釣りでは、日が差してきて水温が上昇したことが幸いしたのか、それともサヨリの寄りがいい場所だったのか、サヨリの活性が午前中の釣り場に比べて多少上向いていたと思う。
季節の移り変わりは早い。気がつけば、もう春爛漫。
今シーズン(冬~春のシーズン)は、あと2回くらいサヨリ釣行したいな。
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