南房総&鴨川 釣りめぐり①  富浦新港

仕事と釣りで南房総と鴨川方面へ

朝マズメは富浦新港で、小物釣り

6月6日、先日の館山での仕事の続き(最終の打ち合わせ)が午前中にあったため、その要件の他には仕事を入れず、ほぼ休日にしたので今回も朝と午後の時間に釣りに行きました。

先日のシロギス釣りで悩まされたフグの多い富浦だけど、富浦新港ならあまり問題にならないと思い、富浦新港へ。平日だし、釣り座も取れるはず。

午前5時、到着。

富浦新港

ちょうど先端にいた釣り師たちが引き上げて空いたため、そこに釣り座をとる。

富浦新港

引き上げて来た人に訊くと、「小さいアジが少し釣れただけ」とのこと。
まあ、とりあえず午前9時ごろまで、コマセをまいてサビキとウキで釣れそうなものを釣ろうと、のんびり開始。

小さいアジと手ごろなウルメイワシ!

今回は、浦安・福弘釣具店の福田さん手作りの爆釣サヨリウキと市販のサビキを連結した仕掛けで釣り。

爆釣サヨリウキ

この爆釣サヨリウキ、投げやすくて、コマセも入れやすいのでサビキやウキ釣りでもやってみようと以前から思っていたんですよ。

すると、こんなのが。

ウルメイワシ

ウルメイワシ。15センチくらい。まあまあの大きさ。

続いて、小さいアジ。

アジ

アジが釣れたら、マゴチを狙おうと思っていたので、泳がせ釣りも開始。

アジに関しては、聞いた通り群れも型も大きくはないようで、釣れてもポツポツという感じ。

ちなみに今回のサビキ釣りでは、ほぼ2種類のタイプを使用。
ハリスが0.4号のものと0.6号のもの。

サビキ釣り

潮が澄んでいるし、すっかり日も上がって好天、ほぼ無風、ナギ。

その条件のせいか、釣れたのは0.4号のハリス仕掛けでした。コマセをまけば魚は寄るけど、0.6号の仕掛けには食い付かない。

やっぱり魚には微妙な違いが分かるんですね。太いハリスだと何か危険を感じるらしい。

当日の朝の堤防先端は、こんな感じでした。小アジの群れ。

富浦新港

海は最近続いていた南~西寄りの風の影響もなく、澄み切っている。

やっぱり大房岬のおかげなのかな↓↓

大房岬

この港には何度も来ているけど、ホントに魚が多い。種類も多い。
以前、アジやイワシを狙ったサビキ仕掛けに食い付いてきたのは、メジナ、カイズ、サバ、コショウダイ、マダイの幼魚、イシダイの幼魚、ボラの幼魚、カゴカキダイ、カワハギ、ハタ、メバル、ヒイラギ、アイゴ、サッパなどなど。

大房岬の森の樹木からの栄養が海に注がれていることと関係が深いのだろう。

以前、「森が消えれば海も死ぬ」という本をブックオフで買って読んだことがある。樹木の養分が海の生き物にもたらす作用を解説していた。なるほどな、と思う。

前回、富浦旧港でさんざん悩まされたフグは結局一匹も釣らずに済んだ。

シロギスとフグは同じ場所にはいないという。つまり、シロギスの群れが入ってくると、フグは移動するらしい。

アジやイワシ、サバなどの魚とフグの関係はどうなのかな。
いずれ研究してみたい。それが分かれば、少しでもフグを避けた釣りができるかもしれない。

ところで、ウキ釣りではタナを深めにして大きなアジを狙ってみたものの、釣れたのはやっぱり小さいアジ。

午前9時、納竿。

富浦旧港での釣果

今回の釣りで、家族から「サクっと揚げておいしい魚を釣ってきて!でも、量は控えめにね」とリクエストされていたので、こんなモンでいいかな。

ちなみに、ウルメイワシの群れは7時過ぎにはいなくなった。
今の時期、ウルメをたくさん釣るなら早い時間帯のほうがよさそうな感じでした。

引き上げるときの港の様子。

富浦新港皆さんの仕掛けを拝見するに、それぞれクロダイ、アオリイカ、シロギス、アジやイワシなどを狙った釣りをしている。

アオリイカを狙っている人と話をしたら、「イヤー、釣れないですよ」と言うので
「先端に小さいアジの群れがまだいるから、そこで狙ってみるといいかもしれないですよ」
と言うと、さっそく先端に移動していました。うまいこと釣れるといいな。

僕はこのあと、午前中限定の仕事のために移動。
仕事の後は、江見港わきの磯、そして夕方は千倉港で釣りをしました。
そちらでの釣行記録は後日書きます。