千葉・南房総の磯でアジ釣り(5月下旬)~夕まずめにエサ釣りで大アジを狙う
南房総の磯で、夕まずめの大アジ狙い
まずめ前に磯へ
2021年5月31日、船(館山・相浜港・安田丸)での沖釣りの後、南房総の磯でアジ釣りをしました。
今回は、陸っぱりからのアジ釣り記事です。
午前中の船釣りが惨敗に終わってしまったけど、まだまだ僕の釣りは続く。
たっぷり休憩した後、夕方前に南房総の磯へ入る。
この日にとった釣り座は、海に突き出した岩場の一番奥。
左右に小さな入江があり、そこに入った潮が沖に払い出している。
そして、その潮が沖からの潮とぶつかった場所で潮目ができていたので、ポイントも絞りやすい。
ただ、この釣り座はわずかな距離だけど、潮位によってはウェーディングしないといけない(この日の納竿後がそうだった)ので、それなりの装備が必要になるのが若干難点。
ちなみに、今回はエサ釣りでアジを狙う。
僕が信頼している館山の釣具店の店主さんから「シーズン初めのアジは、まだ活性が十分に上がっていないことがあるので、そういうときはサビキではなく、エサ釣りの方がより確実ですよ」「その時期に大アジを狙うなら、なおさらエサ釣りの方がいいかもしれないよ」と教えていただいたので、そのアドバイスに従ってエサ釣りでアジを狙う。
ちょうど冬~春のサヨリ釣りのために作っておいた仕掛けがたっぷり余っていたので、それを転用する。
針は秋田狐バリ。
ハリスは0.4号と0.6号の2種類で、いずれも長さは1.5メートル。そして、念のため0.8号のハリスも持参。
足元から水深がある場所なので、時間がくれば近くに寄ってくるだろうと思い、カゴを使わずにごくライトなウキ釣りで狙うことにする。
ちなみに、ウキは1号を使用。
アミエビと配合エサを混ぜて作ったコマセはヒシャクでまく。そして、付けエサはオキアミのSサイズ。
磯に一人で立ち、ひたすらコマセを打ち、フグと格闘しながら本命魚を待つ。
・・・なんだかサヨリを狙うときとほとんど同じだな、と思わず自嘲してしまう。
しばらく釣りをしてみるが、明るい時間帯はアジの気配はなく、やはりフグ軍団のアタリしかない。
まあ、釣れたとしても薄暗くなってからだろう、と気にせずに続ける。
薄暗くなり始めた午後6時すぎに突然アタリが・・・
だんだん薄暗くなり、そろそろ来るかな、それとも今日はダメかな、と思い始めてから少しの時間のあとに、ウキがスポッと沈んだので竿を上げて軽く合わせてみる。
竿先に伝わってくる魚の様子は、フグの引き方ではなさそうだし、カタクチイワシやサッパなどの小魚でもない。
この引きは・・・体が覚えている。これは、アジだろう。
まだ見ぬ魚の正体に期待しながらあげてみると、やはりアジ。
大アジを狙っていたけど、ずいぶんと小さいアジが釣れてしまった。
でも、本命魚なので素直にうれしい。
群れが入ってきたのかもしれない。
すぐにエサをつけ、仕掛けを投入する。もちろん、コマセもこまめにまく。
すると、アタリが続く。
釣れるのはだいたい同じサイズ。15センチくらい。
このサイズなら・・この時間帯のアジの活性状況なら・・サビキでも十分釣れるかもしれないと思ったけど、最初からエサ釣りしかしないつもりでサビキ仕掛けを持ってきていなかったので、そのまま続ける。
バラしもあったけど、ぼちぼち釣れる時間帯が1時間弱くらいあったと思う。
その後に群れが去ったようでまったくアタリがなくなってしまった。
それでも電気ウキを使って、しばらく粘ったけど、それ以降はアタリは一度もなし。まだ群れはさほど大きくないのかもしれない。
すっかり真っ暗になった午後7時半ごろに、あきらめて納竿。
前述のように、帰りは真っ暗な中、ウェーディングしなければならなかったので、下半身がずぶ濡れ状態になりながらなんとかクルマにたどり着く。
朝から船に乗り、休憩の後には磯でアジ釣り・・・長い、長い一日だった。
この日のアジ釣りの釣果
8匹。
サイズは大型ではなかったけど、とにかく釣れたのでほっとした。
シーズンが深まっていけば、数と型の両方で期待できるかもしれない。
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