千葉・勝浦の堤防でアジ釣り~6月上旬の夕方のマズメ
アジ釣り~外房・勝浦の堤防にて
釣り場は勝浦で落ち着く
2021年6月3日、午前中に鴨川・太夫崎港・八平丸にて船釣りをした後、休憩してから夕方のマズメ時にアジ釣りをしました。
今回は堤防釣りのレポートです。
鴨川の港で下船後、食事休憩&仮眠してから、いくつかアジ釣りをしようと考えていた磯(鴨川~勝浦)を見て回ったものの、どの釣り場も波が高くて釣りにくそうだった。
結局流れ流れてたどり着いたのは、なじみのある勝浦の堤防だった。
画像では分かりにくいけど、ここも多少波があった。でも、それまで見学してきた水深の浅めの磯場に比べると釣りにくい雰囲気ではない。
釣り場選びに時間をかけてしまったので、すぐに準備して始めていく。
今回も前回の南房総の磯でのアジ釣りのときと同様にエサ釣りで狙っていく。
ただ、うまく釣れ始めていくようならば数釣りを目指してサビキ釣りに変えていけるように、今回はサビキの仕掛けもいろいろと用意してきた。
コマセはアミエビにメジナ用の配合エサを少し混ぜたものを使う。つけエサはオキアミのSサイズ。
手返しを優先して、カゴは使わずにコマセはヒシャクでまく。
たまにお世話になってきた勝浦の釣具店もこの日は定休日だったので、直近のアジ釣りに関する情報も直接入手できなかったし、釣れるかどうかはまったく分からない。
今まで自分がしてきた釣り方をするしかない。
夕暮れが近づいてきた時間にひっそりとテトラに立ち、ひたすらコマセを打ち、アタリを待つ。
ゆっくりとアジの群れが入ってくる
まだ明るい午後6時ごろ、それまでまったく動かなかったウキがユラッとして、少し沈みかけたまま海中で漂っている。
カタクチイワシかな? と思ったけど、とにかく魚がかかっているようなので、とりあえず仕掛けを上げてみる。
すると、アジがかかっていた。
15センチを少し超えるくらい。
またしても小ぶりだったけど、狙っていた魚が実際に釣れると素直にうれしい。
ここで思い切ってサビキに変えようかな、と思ったけど、今釣れた方法をたったの1匹で変えるのも難しい。
そのままエサ釣りで続ける。
でも、なかなか続かない・・・群れが小さいのか、活性が低いのか。
もうすぐ夜になる。
しかも、この日は電気ウキもケミホタルもバッグに入れ忘れてしまっていたことに気づき、少し焦りが出てくる。
とにかく、コマセをジャンジャンまいて魚を寄せるしかない。
1匹目を釣ってから、30分くらいしてようやく次のアタリがきた。
今度は20センチくらいのアジ。
その後にも続けてアタリが来て同じ型のアジが釣れるようになってきたので、ここで数釣りを狙って仕掛けをサビキに交換。
でも、仕掛けを入れてもすぐに食い付いてくる様子がない。
しばらく待ってようやく釣れるけど、6本のハリに対してなんとか1匹かかるくらいのペース。
タナを変えてもあまり食い付きに変化がない。
やはり、サビキでは難しいのか? それともバケの色が気に入らないのか? ハリスが太すぎるのか?
いろいろ考えたけど、試行錯誤している時間がなかったので、バケのついたサビキのハリにオキアミをつける作戦を実施してみた。
すると・・・とたんに釣れるようになってきた。
6本のハリに対して、4~5匹くらいかかってくる。
取り込むときに半分くらいのアジを落としてしまうことが多かったけど、それでも釣れるペースが上がってきた。
この日、この時間の、この場所のアジにはサビキではなく、生のオキアミがよかったらしい。
しかし、せっかく釣れるパターンを見つけたのに、その後は1匹~2匹とポツポツ状態になり、それ以降は急にアタリが遠のいてしまった。
ゆっくりと入ってきたアジの群れは、あっという間に去ってしまったらしい。
まったくアタリもなくなってしまったし、夜釣りの準備もしていなかったので、ここであきらめて納竿。
この日のアジ釣りの釣果
アジ12匹。サイズは平均で18センチくらい。
ハリにかかったアジは、実際に釣れた数の倍くらいあったと思う。
釣れてよかったけど、もう少し確実に取り込みたかったという無念さも残る釣りだった。
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