3月26日の房総サヨリ釣り<実釣編② 南房総千倉>

3月26日の房総釣りレポート第二弾 午後の部(南房 at千倉港)

房総フラワーラインを西へ西へと

興津でのサヨリ釣りを終えて、休憩&食事。
午後は、鴨川市内の釣り場を視察しつつ次の釣り場を決める作戦。

釣具店アタック5で買い物&鴨川市内の漁港視察

おっと、その前に釣具のアタック5(ファイブ)鴨川店にお立ちより。
午前中の釣りで、リールが破損したため、糸付きリールを買わないと。あと、エサもね。
アタック5釣具店リール

何度か来たことがあるけれど、ホントすごい品揃え。東京都内のどの釣り具店(キャスティングや上州屋など)にもヒケをとらない。というより、それ以上かも。しかも24時間営業というから恐れ入る。
ここでリール、つけエサ、配合エサを購入。それ以外の商品も見学。予定していないものまで欲しくなっちゃうくらい品数多し!
つけエサも、オキアミ各種はもちろん、キビナゴ、イカやサバやアジの身エサ、各種虫エサなど在庫も豊富。満足して、車に乗り込んで鴨川市内の釣り場(太夫崎港、江見港、和田港)の視察へ。

太夫崎港と和田港は車を停め、堤防を歩いて見学。どちらもほぼ無人状態。
サヨリが釣れていれば、日中でも港内や外海側のテトラ帯に釣り師が多いのに、やはり釣れていないんだなぁ。太夫崎港はいつ視察しても潮通しが良さそうだし、磯場も近いし、釣れる気配ムンムンなんだけど・・・和田港も昨年(2018年)の今ごろはサヨリがずいぶんあがっていたのに。江見港は、国道からよく見えるので、スピードを落としてドライブスルー見学。向かって右側の堤防に一人釣り師らしき人がいて、もう荷物を持って車に戻るような様子。

どこも決め手がないので、さらに西へ。千倉の瀬戸浜新堤を見学。無人。で、お隣の千倉港へ。すると、車を横付けできる白堤防に人がチラホラ。早速インタビューすると、「昨日は、サヨリは釣れていたみたいだね。今日もこれからだよ」とステキなお話。
その時は時間は午後2時で、潮も下げいっぱい。午前中の雨もすっかり上がり、曇り空。かすかに風も出てきたし、たしかにこれから期待できそう!

午後の釣りは千倉港に決定。サヨリは釣れたけど・・・

ということで、午後の釣りは千倉港に決定!しかも白堤防からは、向かいにある赤堤防先端に誰もいないのが丸見え。よっしゃ、やるぞ。

堤防付け根に車を停め、荷物を持って500mくらい歩くのがキツイけど、赤堤防先端はそれだけの価値のある場所。ご覧のような無人。

千倉港赤堤防先端

さっそく先端でコマセをまきながら、のんびり釣り開始。

午後3時過ぎ。やっと魚のアタリが・・・
ウミダタナゴ

20センチ弱くらいのウミタナゴ。チャリコだったらよかったけど。そっと海にリリース。
その後は、フグ、ふぐ、河豚。
その時、ふと午前中の興津でお話したサヨリ釣り師さんが言っていた言葉を思い出しました。
「興津はフグがあんまりいないから、やりやすいよな」と。
たしかに、興津では今日もフグを1匹も釣らずにすんだ。以前にも季節を問わず、何度か興津(中堤、興津港)で釣りをしたけど、フグが釣れてウンザリしたことがない。こんなふうにフグが釣れると、釣れないありがたさを実感する。

今年の海は、去年の記録的な猛暑の影響もあって海水温が例年になく高い、という話をきいたことがある。だから、今年は冬場もフグが多い、と。
それなのに、なんで興津には今年もフグがあんまりいないのかな? 理由を知りたいな、などと、ぼんやり考えていると、竿先にビビビっとフグではないアタリが・・・

千倉港のサヨリ

今年初の千倉港でのサヨリ。下手くそな写真なので、分かりづらいかもしれないけど、30センチを大きく超えるだろう見事な型。厚みも十分。
大きさもよかったけど、この千倉港で釣れたことがうれしかった。
2月に千倉に来たときは港ではなく、磯だったし、僕にとって千倉港のサヨリ釣りには特別な思い入れがあるので。

結局、午後釣りあげたのはこの1匹だけ。他にバラしが2匹。どちらもサヨリだった、ハズ。
この堤防の向かいにある、立ち入り禁止の堤防寄りの船道に潮が少しよどむところがあって、どうも今日はそこが唯一のサヨリポイントだったような気がする。うまくその周辺に投げると、すぐにビクンビクンッ!と来ていたから。
ただ、それが分かった時には、時すでに遅し。その後、日暮れまで時間があるのに、どういうわけかフグすらかからなくなって。

気が付くと、僕のあとに赤堤防に来た2人の釣り師も退散していて、またしても独りぼっち。右正面に見える白堤防も最多で6人ほどいた釣り師が、たった1人を残すのみ。これから夕マズメ、上げ潮という時間なのに。皆さん、魚がいなくなったのが分かるようで。
もう1匹釣りたい、と往生際悪く釣りをしていたけど、僕も午後6時に納竿。

荷物を持って、堤防を500m歩く。昨日からの疲れがどっと出て、ヘトヘトになりながらも、「今日のサヨリポイントは足場から距離があったので、あそこを狙うには大きな飛ばしウキと、念のためカゴ仕掛けが必要だな。今度来るときには用意しないとな」と考える。われながら懲りないなぁ。