千葉・館山の堤防でカゴ釣り~狙いは青物(回遊魚)だけど。

台風の影響の少なかったエリアで、カゴ釣り~10月12日の釣り①

魚の活性、ふるわず!

2020年10月12日、南房方面へ釣りに行きました。
そのときの釣り記録です。


まず、朝イチの釣りは館山の堤防へ。

前日までの台風の影響が比較的限定されていたはずのエリアとして選定した場所。

日の出の時刻(午前5時半くらい)に合わせて釣り開始。

この日は若潮で、干潮が午前6時半くらいだったので、ほぼソコリからのスタート。

これから上げていく潮に乗りながら、活発にエサを求めて沖から入ってくる魚たちを一網打尽にして釣り上げるという作戦。

館山の堤防

ところが・・・気象条件が今ひとつ。

事前の予報では5~6メートルの北風で、波は台風の後にもかかわらず、さほど高くないであろうとのことだったのだけど・・・実際に現地へ行ってみると、予報通りに波はさほど高くないけど、風は向かい風(つまり、西よりの風)で、けっこうな強風。

非常に釣りにくい。
ここは、背後の北側に小高い山があって、北よりの風には強いはず。
多少影響があっても追い風としてプラスに作用するのでうまく利用できるかな、という目論みだったのだが・・・

カゴ釣りにはキツイ強い向かい風。
うーん。釣り始めてすぐに移動を考えるほどキビシイ状態。

ただ、その場で今後の気象情報を確認すると、しだいに風が弱まるという予報。

せっかく良い場所に釣り座を取れたし、結局ここで継続することにした。

潮は・・・やはり前日までの台風(雨・風)の影響で濁りがある。

館山の堤防の潮色

ただ、事前に考えていた通り、さほどの濁りではない。
むしろ、青物釣りにはちょうどいい潮なのではないだろうか?

コマセをカゴに詰めて遠投し、そして足元にもヒシャクで打ちながら海の様子を探る。

とにかく、魚を集めないと始まらない。

しかし、期待に反して、まったく魚が集まらない。

やはり雨による水温低下が原因なのか・・・

あまり条件が良くないのは承知の上での釣行だったけど、なにも釣れないのはさみしい。

ようやく魚が釣れた! でも、釣れたのは・・・

午前7時半くらい。

ようやく、ウキがジワーっと動き、沈んでまた浮く。

サバかな?・・・それとも、イワシかな。フグだったらイヤだな。

いずれにしても、楽しみな魚ではなさそう。

ゆっくりリールを巻く。

釣れたフグ

やはり、フグ。
30センチ弱くらいの大きさ。

まあ、コマセが効いてきたのかもしれない。
そろそろ海の中の魚たちが活性していくことを期待して釣りを続ける。

しかし、どれだけ続けても青物(回遊魚)どころか、アジやサバやイワシの姿もない。

きびしい・・・
その後何人か来た釣り師さんたちも竿を出しても早々に撤退していく。

ただ、釣り始めていたときより風が弱くなり、遠投がしやすくなったのは幸運。

それまでの8号のカゴ仕掛けを12号に変更し、より遠投することにする。

12号のカゴ仕掛け

これで、より広範囲を探れる。

しかし、喜びも束の間。その後も、ときどき釣れるのは・・・

釣れたフグ

今日はここではダメかな・・・

正午時すぎに、ついに移動を決断。

来る前から条件的にキビシイかなとは思いつつ、それでも「意外といいことがあるかも」と能天気に考えていたけど、ホントに海の中の魚たちは活性していない様子でした。

たぶん、もう2~3日すれば変わるとは思うけど。

ということで、釣りの後のクーラーの中は・・・

ボウズを食らったよ

・・・あれ?

クーラーの中は、魚を保冷するはずだった氷だけがそのまま残るという有様。

午前中の釣りは完全なボウズでした。

 

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