秋のアジ釣り~千葉・勝浦の堤防にて
鴨川での船釣りの後、アジを釣りたくて勝浦へ
堤防で手堅くアジを狙う
2020年11月6日、船(鴨川・太夫崎港)に乗っての沖釣りの後、勝浦の堤防でアジ釣りをしました。
今回は、その陸っぱりからのアジ釣り記事です。
当初の予定では、鴨川市内の磯で大型のアジをカゴ釣りで狙うつもりだった。
しかし、近辺の磯や堤防でのアジの釣果がもうひとつの様子だったので、外房方面へ移動して、最近の釣果のよさそうな堤防で手堅く中型のアジを狙うことにした。
場所は勝浦市内の堤防。
午後3時過ぎに到着。先行者の釣り師さんはこの時点で一人。
その釣り師さんに挨拶すると、その方も夕マズメにアジを狙う目的で来たとのこと。
そして、最近この近辺で夕マズメにアジが群れで入ってくることが多いとの情報を耳にされているらしい。
僕はテトラのわきに釣り座を取り、ゆっくりと準備しながら、「その時」を待つことにする。
釣りのスタイルはサビキ。 目標は30匹以上!
大きなアジは刺身でいただく。そして、中型クラスは唐揚げで。
・・・まだ釣れてもいないのに、ニヤけてくる。
釣って楽しいアジ。食べておいしいアジ。
まもなく夕マズメの時間。・・・さあ、いらっしゃい!!
当初は僕と先行者の釣り師さんの二人しかいなかった堤防に、地元の釣り師さんと思われる人たちがぞくぞくと「その時」に合わせてやってくる。
ふと見ると10人くらいいるのかな。やはりこの時間は釣れるのだろう。
ますます期待が高まる。
・・・しかし、なかなかその雰囲気にならない。
ようやく近くの釣り師さんが何かを釣り上げ始めたが、それは中型のサバ。
僕は、それまでコマセを撒くことに専念して、仕掛けはたまに入れるようにしていたけど、試しに仕掛けを入れてみる。
すると、やはりサバが2匹かかってくる。25センチくらい。
今日はサバではなく、アジが目的だったので、リリース。
サバは仕掛けをグチャグチャにしてしまうので、サバの群れがいなくなるタイミングを見計らってから仕掛けを入れることにする。
しばらくすると、少しずつうす暗くなってきた。
ほとんどの釣り師さんがポリカンのウキに電池を入れて電気ウキにして釣りを始めている。
ぼくも、ウキにケミホタルを灯して投入する。・・・でも何も起きない。
幸いサバの群れはいなくなったようだけど、アジの群れもまだ来ない。
事前の情報では、このくらいの時間から釣れ盛るハズなのだけど・・・
真っ暗になって、ようやく「その時」が?
午後5時半くらい。すっかり真っ暗になったころ。
ケミホタルの明かりが水中に消えてユラユラと揺れた。
アジかな? 来たかな?
仕掛けを上げてみると、アジが1匹かかっていた。
ようやく「その時」が来たのかもしれない。
期待を込めて、コマセを打ち、仕掛けを素早く投げ入れる。
ポツポツと釣れる。入れ食いという感じではない。
いつになれば大きな群れが入ってきて入れ食いモードになるのかな。
もうすぐかな、と期待し続ける。
ところが・・・あれ?・・・5~6匹釣れたあとは、まったく、本当にまったく何も釣れなくなってしまった。
時間にして、わずか10分ほどの時合い。
気が付くと、「その時」に合わせて堤防に来ていた地元の釣り師さんたちが皆片付けを始めている。
夕マズメに釣れなければ、夜釣りでも期待はできないということなのだろう。
ほとんどの人が「だめだ、こりゃ」という感じで潔く引き上げていく。
僕よりも前に来ていた釣り師さんもがっくりの様子。
お互いに「こんなハズじゃなかったんですけどねぇ」と慰め合いながら納竿し、そのまま一緒に駐車スペースまで歩いてそれぞれの帰路へ。
釣りは楽しいけど、難しい!
どうすれば「時合い」をうまく掴めるのだろう?
この日のアジ釣りの釣果
わずか6匹。
30匹以上などという目標には遠く及ばず。
自然が相手なのだから仕方ないけど、こんなハズでは・・・
ううっ・・・
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