5月中旬のアジのウキ釣り(千葉県館山市の堤防)~2022年5月10日 夕まずめの釣り(後編)
アジ釣り~しかし、群れがあっという間に・・・?
マズメになって1匹のアジが釣れたものの続かず
2022年5月10日、館山方面で夕方のマズメ~夜の時間にアジ釣りをしました。
今回は、そのときの堤防アジ釣りレポートの後編です。
釣りをしたのは千葉県館山市の富崎(とみさき)地区の堤防で、実際の釣り座は先端よりわずかに手前付近。
明るい時間から釣りをしていたけど、サバやイワシや小さなメジナという堤防釣りでの定番の外道たちが楽しませてくれた。
ようやく午後6時半を過ぎるころに、アジ(20センチ弱くらい)が釣れたので、そのままアジが釣れ続くと思いきや、その後はまったく釣れず。
まだ多少コマセもつけエサ(オキアミ)もあったので、そのまま半夜釣りに突入。
アジの群れが入って活性が上がるならば、定石通りタナを表層近くに取るのだけど、どうもその気配がないので、ひたすら底付近から徐々にタナを上げていくという探り釣りをしていた。
それでも釣れるのはサバばかりで、たまに小メジナが釣れるくらい。
まあ、どんな状況か調べるつもりでもあったので仕方ないとは思いつつ、「もうちょっと釣りたいなぁ」というのが本音だった。
まったくアタリがなくなった後に、突然やってきた魚たち
そして、堤防にほとんど釣り人がいなくなってしまった午後8時ごろには、それまでヒマつぶしに付き合っていたサバ軍団も去っていき、何も釣れなくなってきた。
そのころにはコマセも残り少なくなってきたので、足元に少しずつ撒きながらポイントを手前にズラして仕掛けを落としていた。
その時のタナは1ヒロにしていたと思う。
30分くらいぼんやりと釣りを続けていたところ、ふいにウキが沈む。
「あれ?」
アタリなんて久しぶりだな、と思いながら竿を引いてみるとけっこうな引きがある。
すると、キラキラと光りながらアジが上がってきた。
もうほとんど釣果は諦めていて、翌日の仕事のことを考えていたので突然の展開に少しビックリ。
急いで残り少ないコマセをバッカンの中からかき集めながら足元に落としていく。
同時にオキアミをつけて仕掛けも落とす。
その後は仕掛けを落とすとほぼ確実にアジのアタリが続く。
もしかしたら、サビキでもイケるかもしれないと思ったけど、真っ暗な中での仕掛けの交換に手間取っている間に、せっかくの群れがいなくなってしまってもつまらないので、そのままウキ釣りで続行する。
実際は予想外に群れは長く足元付近にいてくれて、1時間ほど釣れ続いた。
午後9時半ごろについにコマセがなくなり、やや後ろ髪を引かれる気分の中、納竿。
なが~い1日だった。
この日のアジ釣りの釣果
アジ12匹。
大きさは、ほとんどが20センチをわずかに下回るくらいのもの。
釣りにかけた時間と労力を考えると、数については今ひとつの釣果。
それでも粘って最後に少しだけまとまった数のアジをキャッチできたので、まあヨシとして・・・次回以降に期待したい。
なお、夜の状況が続き、しかもコマセも体力も十分にあれば、まだ数を伸ばせたかもしれない。
ちなみに、夜に釣れたタナはほとんど1ヒロだった。
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