カゴ釣り(青物狙い)~2022年6月上旬・南房総市富浦にて
青物を陸から狙う
海も空もどんよりとした日の釣り
2022年6月1日、千葉・南房総の堤防で青物狙いのカゴ釣りをしました。
今回は、堤防での釣りレポート記事です。
この日の釣りは諸事情により、午後の短時間限定。
6月上旬の日中の釣りならばシロギスでもと思っていたけど、潮の濁りがキツそうだったので、「どんなものかな」という調査をかねて青物を狙ってカゴ釣りをすることにした。
場所は南房総富浦の堤防。午後2時前に到着。
ベタ凪、濁り潮・・・ほぼ無風。
薄日が差す時間もあったけど、朝から空も海もどんよりとしていて、いかにも釣れなさそうな感じ。
堤防先端が空いていたので、テトラ前の足場のよいところに釣り座をかまえて青物(ワカシ、イナダ、ショゴ)を狙う。
季節的には充分狙える時期になってきたし、ベイトとなるイワシは定期的に回遊してくるだろうし・・・ややギャンブル要素があるけど、おもしろさもある。
コマセは、前回の釣行の船釣りのときに使ったオキアミの残りをメインで使う。
これに途中で購入したアミエビと配合エサを混ぜ合わせる。
ちなみに、つけエサも同じオキアミの中から粒のしっかりしたものを選んで使う。
序盤はコマセを効かせるために手返しよく仕掛けを投入していく。
ポイントにしたのは沖にうっすらと見える潮目の筋の付近。
・・・予想通り、しばらくしてもまったくアタリがない。それでも気にせずにたんたんと続ける。
何も釣れないし、つけエサもそのまま残ってくるので、1時間近く経過したころに置き竿にして様子をみていくことにする・・・まあ、疲れたというのが正直なところなのだけど。
イワシ回遊!
しばらくすると、ポイントとしていた場所よりやや手前付近の水面が少しザワついていることに気付いた。
そこで、もう1本竿(磯竿1.5号)を出し、サビキ仕掛けを落とし込んでみると・・・
海面をザワつかせていたのは、イワシ(カタクチイワシ)だった。
群れが入ってきたようで、鈴なり状態で釣れる。
・・・海からのプレゼントなのかもしれない。
このイワシを泳がせエサにしてみる。
ただ、すぐに弱ってしまうので、コマセとつけエサ(イワシ)の交換を早めにしていく。
そして、コマセもヒシャクもあるし、せっかく2本竿にしてサビキ釣りも始めたので、アジの回遊を待ってみる。
どんより曇り空の一日だったので、日中でもイワシが回ってきたのなら、さらに下の層にアジが入ってくるかもしれない。
まあ、釣りをしているとそういう淡い期待を持つことが多いのだけど、だいたいにおいてその期待通りにはならないもの。
この日もタナを下げても釣れるのはイワシばかり。
元気なイワシたちに遊んでもらってヒマつぶしにはなったものの、肝心のカゴ仕掛けの方は一度もウキが動くことがなかった。
まだ日の高い午後5時過ぎに時間となり、納竿。
ダメ元とはいえ、竿を出すからには期待してしまっていたので、残念。
この日の堤防釣りの持ち帰りの釣果
なし。カタクチイワシ以外は何も釣れなかった。
カゴはまったくの不発。一度のアタリもなし。
サビキ釣りの方もイワシ以外は不発で、アイゴ、メジナ、サッパ、サバ、フグなどの定番外道の姿もなし。
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