千葉の堤防(館山港)でショゴ&ソウダガツオ~8月21日の釣り②
8月21日、南房総と館山で海釣り②
ソウダガツオに湧く館山。でも、人によって釣果に大きな差が・・・
さて、イマイチの釣果だった富浦を出発し、食事をして、次に向かったのは館山港。
ソウダガツオの釣果が流れているし、混雑しているのは覚悟の上で、視察も兼ねてノコノコとやってきました。
午後12時半ごろ到着。炎天下でも、やはり館山港の砂揚げ場は満員御礼状態。
しばらく見ていると、ポツポツとソウダガツオが上がっています。20分程見ていると、一人の釣り師さんが「今日はオレ全然釣れないからもう帰るよ。この釣り座は釣れないけど、よかったらやってみなよ」と場所を譲ってくださいました。
僕はお礼を言って、釣りを開始。
釣れない場所というけど、見ているだけだったら絶対釣れないのだから、竿を出せるだけありがたい。
カゴ釣り。仕掛けはカゴサビキを使用。3本バケのサビキのうち、2つのハリにはオキアミをバケの上から付ける。
ソウダガツオ狙いの釣り師たちは、皆さんだいたい40メートルくらい投げているので、僕もそれにならって仕掛けを投げる。
でも、なかなか釣れない。堤防全体に竿を出している人は30人ほどかな。でも、よく見ていると、釣れている人はほんの数える程度。しかも、その人たちは10分に一匹くらいのペースで釣っている。
群れは大きくないのだろうけど、釣れる人のところにだけ、魚がいるという感じ。
魚の寄せ方、食わせ方が違うのだろう。僕も含めて、ほとんどみんな同じようなタックルと仕掛けで釣りをしているのに・・・
そうこうしているうちに、僕のウキのすぐ奥で「バシャン!」と魚が飛び跳ねて、次の瞬間にウキがスーッと沈み、「来た!」という感覚。
けっこうな引き。上げてみるとソウダガツオ。
やった。とにかくボウズはまねがれた。
すぐに血抜きをしてクーラーへ。
でも、その後が続かない。
相変わらず釣れている釣り師さん2人はサクサクと釣っている。そして、その周りの人たちはほとんどボウズ状態。
港に船が入ることになって、タイムアップ!
なんでこんなに差が出るんだろうと思いながらも、手返しよく仕掛けを投入。
ここで釣りを開始して1時間ほど経過したとき、港の関係の人が来て、「もうすぐ船が入るので、釣りを終了してください」とのこと。
うーん、残念。仕方ない。
最後の一投と決めて、投入。
そして、仕掛けを投入したあと、ウキを見ずに撤収の準備を始めたら、「カクン、カクン」と竿が揺れている。
あわてて、竿を持ってリールを巻くと魚の感触が・・・
「おおおっ!」と思わず興奮しながら魚を引き上げると、ソウダガツオではなくショゴ。
30センチあるかな、と期待したけど、後で測ったら29センチでした。
結局、館山港では1時間ちょっとの釣りで、ソウダガツオとショゴが1匹ずつ。
少ない釣果とはいえ、釣れたのだからラッキーだったと思う。
ちなみに・・・帰るとき、たくさん釣っていた2人の釣り師のうちの1人に話を聞かせていただきました。
すると、「俺のハリに秘密があるのさ。コレならエサを付ける必要もないし、カゴにコマセを詰めて投げるだけだから、手返しもいいしね」と言って見せてくださいました。
見た時の印象は・・・
「本当にコレで釣れるの?」というほどシンプルなハリ。バケも何もついていない。
ただし、色に秘密があるらしい、ということは分かりました。
次回の釣行がいつになるか分からないけど、その時は今回教えていただいた仕掛けに近いモノを作って行くつもりです。
その仕掛けで、実際に釣りをしてから報告します。
自分で実際に釣りをして検証しないことには説明しようにもできないので。
最後に・・・釣れたソウダガツオは煮つけで、ショゴは塩焼きでいただきました。
本当にウマかった。もっとたくさん釣って、もっとたくさん食べたかったけど・・・