サヨリ釣り~千葉・勝浦の堤防にて(2021年1月5日の釣り)
勝浦の堤防で、今シーズン初のサヨリ釣り
そろそろサヨリの季節かな、と勝浦方面へ
2021年1月5日、今シーズン初のサヨリ釣りをするために勝浦方面へ行きました。
その時の釣行レポート記事です。
事前の情報はまったくナシ。
1月になったし、寒い日が続いてきたし、低水温を好むサヨリがそろそろ接岸してくるのではないかと思い、とりあえずこの時期に、より確実にサヨリが狙えるのは勝浦方面かな、と。
昨年もサヨリ釣りでお世話になった堤防。
午前5時半ごろ到着。
この堤防一番のサヨリポイントを攻めやすい釣り座を取りたくて、まだ真っ暗な時間から竿を出して陣取る作戦。
ところが・・・すでにそのポイント周辺に3人くらいの先行者がいる。
この時間に来て、目標にしていた釣り座を取れないとは・・・ううっ・・・
仕方なく、別の場所(テトラ上のサヨリ釣り座)に陣取ることにする。
ただ、早く来たおかげで、そのぶん明け方早い時間からコマセを撒き続けることができる。
コマセに寄って群れが入ってくれば、早くから釣れるかな、と前向きに考えて釣り開始。
だんだん夜が明け、太陽が顔を出してくる。
僕の感覚だと、サヨリはこの時間から釣れ始めることが多かったと思う。
ここは決して足場の悪いテトラではない。
水際のテトラからコマセを撒いたり、少し上のテトラに登って沖めの水面にサヨリの姿が見えないか確認したり、そわそわしてくる。
しかし、まったくアタリはない。
釣りを開始してから1時間半くらいして、ようやく小さなアタリ。
サヨリではない。・・・ウミタナゴでした。
サヨリを狙ってウミタナゴが釣れるのは悪い傾向でなない、はず。
期待を高めながら、釣り(コマセ&仕掛けの投入)を続行する。
でも、その後もたまにウミタナゴが掛かるたけで、サヨリはまったく釣れない。
それらしいアタリどころか、エサをつついてくるような感覚もない。
午前10時半。・・・釣りを開始して、すでに4時間半。
その時点で、まだサヨリらしきアタリもないし、姿も見えず。
回りにいたサヨリ狙いの釣り師さんたちも釣れている様子はまったくない。
もしかして、このままボウズかもしれない。
午後早い時間に切り上げる予定だったので、焦りが出てくる。
相変わらず、波は思っていたより高い状態が続く。
今日は群れが入らないのかな。
ようやくサヨリの姿が見えたが・・・
午前11時前。
半ばあきらめていたころ、突然アタリウキがスーッと沈み、水中で左右に揺れている。
あれ? あのウキの動きは・・・
竿を立てて、リールをまく。ヒュンヒュンと海の中で左右に体を振る魚の感触。
ようやくサヨリが釣れた!
イヤー、長かった。1匹釣るのにこんなに時間がかかるとは。
たった1匹釣れて、喜んでばかりいられない。
群れが入ってきたのかもしれないと期待を込めて続行する。
しかし、その後はポツポツと思い出したようにアタリがあるばかり。
たまに、釣れる。
その後、しばらくアタリもない。
そして、また思い出したようにアタリがあって釣れる。
1匹目が釣れてから、だいたい30分に1匹くらいのペース。
そのまま釣れるペースは変わらず、干潮・潮止まり近くの時刻(午後1時ごろ)に納竿。
この日のサヨリの釣果
6匹。
釣りに行く前には最低でも二ケタ、あわよくば20匹くらい狙いたいと思っていたので、まったくの期待外れ。
ただ、実際に釣り始めてからはボウズ覚悟の状況になってしまったので、結果的には少しでも釣れてよかったのかもしれない。
まだまだ群れが薄い様子。
堤防にいた釣り師さんたちも一様に同じセリフをおっしゃていた。
「群れが薄いよ。入ってきているサヨリの活性も上がってこないね。もう少し先かな」と。
さて、僕はこの日がサヨリ釣りとしては今シーズン初だったし、序盤はまったく釣れなかったので、いろいろ試してみた。
ハリスを細いものにしたり、かなり長めのものにしたり。
ハリを小さいものにしたり、つけエサの大きさを1投ごとに変えたり。
朝のうちは波がけっこう高めだったので、サヨリが水面直下ではなく、少し下の層にいるかもしれないと考えて仕掛けにガン玉をつけたり。
仕掛けをただずっと潮にまかせて流し続けたり、リールをゆっくりゆっくり巻いて誘ったり。
でも、「この釣り方で釣れた!」という有効な打ち手は、この日に関しては見つけることができなかった。
次回・・・コロナウィルスによる緊急事態宣言の内容次第で、いつになるか分かりませんが、とにかく次回に期待したい。
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