沖釣り~勝浦の釣り船「勝丸」にて(後編・ヤリイカ)

親切な若船長さんの船で、サバ&イカ釣りを楽しむ②

初めてのイカ釣りに挑戦!

勝浦港から出船する船「勝丸」さんでの沖釣り。
前半のサバ釣りにつづいて、後半のイカ釣りの記事です。


前半のサバ釣りの後は、いよいよイカ釣りへ。

イカの沖釣りは初挑戦。事前に動画を見たり、沖釣りの書物を何度も読み返して予習はしてきたつもりだけど、実際の釣りではそううまくいかないだろうし、いろいろと戸惑うことも多いだろう。

いわゆるブランコ仕掛けというものを使う。

イカ釣りの仕掛け

ハリは6本。
あまり多すぎても手前マツリやお隣の釣り師さんとのオマツリにもなってしまうので、充分の数。もしかしたら、これでも多いくらいかもしれない。

さて、ポイントに着くと、船長から「どうぞ」というアナウンスがある。

この日のポイントの水深は150~160メートルくらい。

ヤリイカは底付近~少し上の層にいるので、一気に底まで仕掛けを下ろす。

・・・でも、途中で竿がクンクンとしなり、魚のアタリがある。

サバ!

事前の情報の通り、この日もヤリイカ釣りにはサバが食い付いてくることが多かった。

直前まで充分にサバ釣りをしていたので、これ以降はかかったサバはすべてリリース。

うまく仕掛けが底まで落ちたら、すこしシャクってリールをまいて、しばらく待ってまたシャクって・・・という動作を繰り返す。

底から10~20メートルくらい巻き上げてアタリの感覚がなければ、また底まで落とす。

釣りをしていると、若船長が来て「アタリの感覚がなくてもイカが乗っている場合があるので、適宜仕掛けを回収してみるようにもしてください」とのアドバイスが。

すると、しばらくした後に仕掛けを上げてみると実際にイカが仕掛けに乗っていた。

こちらはスルメイカ↓↓

釣れたイカ

正直あまりアタリの感覚がなかったけど、これもイカ釣りのおもしろさでもあり、難しさでもあるのだろう。そういえば事前に読み込んだ沖釣りの書物にもそのように書いてあったな、と思い出す。

その後は若船長のアドバイス通りに釣りを続けているとポツポツと釣れる。

こちらがヤリイカ↓↓

釣れたヤリイカ

ただ、慣れないイカヅノ6本仕掛けで、何度か手前マツリをしてしまい、時間のロスがとても多かった。

手返しの悪さとアタリの感覚の慣れがないせいか、本当にポツポツ。

釣れたスルメイカ

でも、けっこう楽しい。

なんとなくイカ釣りに慣れてきたころ、「そろそろ時間になります」とのアナウンス。

そして、最後の最後に2匹がかかってくれたところで、タイムアップ。

春のあたたかい日差しと柔らかな風を感じながら、港へ。

釣り船・勝丸

この日のイカ釣りの釣果

ヤリイカ4杯とスルメイカ3杯の計7杯

イカの釣果

慣れないイカ釣りのブランコ仕掛けに戸惑うことが多かったけど、若船長のお気遣いのおかげで多少なりとも釣果を得ることができました。

微妙なアタリ、手前マツリの多さなど、イカ釣りの難しさや奥深さを経験できたことが一番の収穫だったかなと思います。

「勝丸」さんの若船長には大変お世話になりました。

若いのにとても落ち着いていて、僕の質問にも丁寧に答えてくださり、またこちらの戸惑いを汲んで先回りするように親切に釣り方などを教えてくださる人でした。

釣り船・勝丸

ありがとうございました。貴重な経験になりました。

イカ釣りって楽しい!

 

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