マダイ釣りに再挑戦~千葉県館山市相浜港の安田丸に乗って
物腰柔らかな船長と親切な仲乗りさんのいる船で再びマダイ釣りへ
目標はマダイの数釣り!
2021年4月24日、館山市相浜港の安田丸さんに再びお世話になり、マダイ&シマアジを狙った船釣りをしてきました。
その時の釣行レポートです。
この日は午前4時半に港に集合。
出船まであまり時間がないので、船長や仲乗りさん、一緒に船に乗る釣り師さんたちに挨拶し、準備を始める。
この日は左のミヨシ(一番前)に釣り座を取る。
今回は自前の仕掛けを多く持参。
マダイ針(9号)&ハリス4号(6メートル)がメイン。
食いが悪かった場合も考慮して3号ハリス仕様、前回のようにハリスを切られることが多い場合に備えて念のため5号ハリス仕様も用意。
その他、今まで扱いが難しく敬遠してきた長ハリス(8メートル)の仕掛けも作って持参。
長さが6メートルと8メートルのハリスではさほど変わらないように思っていたけど、実際に使ってみると2メートル違うだけで、扱いやすさや釣り座での手前マツリの頻度がまるで違う。
ただ、せっかく船に乗るので少しでも新しいことをしたいと考えて今回は試しに8メートルハリスを初めから使う。
ちなみに、コマセを入れるためのビシは60号のオモリがついたものを使う。
ビシは上の穴は半分くらい開け、下は1センチ弱くらい開けておく・・・前回乗船したときに仲乗りさんに教えていただいたアドバイスを忠実に守る。
船の中では良型のシマアジが釣れ、僕にもようやくマダイのアタリが・・・
午前5時、いよいよ出船。
およそ10分ほどで最初のポイントへ到着。
船長から出される指示タナ(この日は20メートルから30メートルが多かった)に合わせて仕掛けを落とす。
前回安田丸さんの船に乗ったときは、幸運にも釣り開始10分ほどで大型のマダイを釣ることができたが、この日はなかなか当たりがない。
イサキやウマヅラハギなどもかかってこない。
そうこうしているうちに、僕の隣の釣り師さんが良型のシマアジらしき魚を連続で上げている。
船長も喜んでいる様子。
マダイを狙っている僕としては、その魚がそう頻繁にアタリがあるわけではないことを承知しているものの、まったくアタリがない時間が続くと焦りが出てくる。
本当に自分のタナは船長の指示タナと合っているのか。
コマセを詰めたビシの穴の調節は間違っていないか。
仕掛けを入れている時間は長すぎないか、それとも短すぎないか。
ひとつひとつ確認しながら、基本に忠実に釣りを続ける。自分でも迷いがあったり、確信できないときは仲乗りさんに確認する。
そして、1時間以上してようやく最初の1匹(マダイ)を釣り上げることができた。
前回の1匹目にくらべると小ぶりだけど、うれしい。
続けてウマヅラハギがかかる。
その後はアタリがどんどん続くという状況ではなかったけど、ポツポツと釣れる。
前回はアタリがそれなりにあったものの、ハリス切れが多発して釣り上げることのできないことが多かったけど、この日は逆に少ないアタリに対して釣り上げることのできたケースが多かったように思う。
また、この日は仕掛けを投入してからずいぶん時間が経ってから(5~6分)アタリが来ることが多かったように思う。
船全体としてもポツポツながらもマダイがそれなりに釣れていた様子。
とくに、この日は海の中に入っていくミチイトがまっすぐ下に落ちていくことが多く、潮の流れが緩かったこともマダイの活性があまり上がらなかった要因かもしれない。
そのため、アタリが出るまで時間を要したのかもしれない。
8メートルの長ハリスについては・・・やはり慣れるまでは手前マツリや仕掛けの投入時の引っかかりの多さに少し戸惑うことがあった。
それでも風があまり強くなかったこともあって、徐々に慣れていけたので、次回以降の手応えを多少はつかめたように思う。
そして、釣りの方はいくつかのポイントをじっくり攻めながらもあっという間の6時間が経過して終了。
この日も仲乗りさんにはずいぶん声をかけていただき、本当に楽しい釣り時間を過ごすことができた。
最後に仲乗りさんからは「シマアジはマダイの仕掛けでも釣れるけど、専門で狙うならウイリー仕掛けがいいよ」とか、「8メートルのハリスに慣れたなら、次回からはその長さのハリスでずっと勝負したほうがさらに釣れるようになるよ」とか、「クッションゴムは1メートルくらいのものを使っているようだけど、もっと短くてもいい。50センチくらいで充分だよ」などいくつかのアドバイスをもらった。
この日の釣果
上記の画像のうち、マダイ1匹とメイチダイ1匹は仲乗りさんがくださったもの。
つまり、僕自身の釣果はマダイ4匹、メイチダイ2匹。その他ウマヅラハギ2匹、沖メジナ1匹。
前回も今回も帰港後の感想は・・・「安田丸」さんはとにかく居心地のいい釣り船。
物腰の柔らかい船長とさりげなく気遣いをしてくれる仲乗りさんのコンビネーション、つまりお二人の人柄がそう思わせるのだろう。
また、近いうちにお世話になると思う。
自分のため、というよりお二人に喜んでほしくて次回はもっと釣りたい。
今回も大変お世話になりました。本当にありがとうございました。
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