キス釣り(5月初旬の房総)~千葉・館山の小磯とサーフにて
シロギスの投げ釣り~ゴールデンウイーク明けの千葉・館山
条件のいい日に、キスの数釣りを目論む
2021年5月7日に千葉・館山で朝から昼過ぎまでキス狙いの投げ釣りをしてきました。
今回は館山の小磯とサーフでの投げ釣りに関するレポートです。
ここは、前の週に来た時に午前中のみでキスを14匹釣り上げた場所。
前回はずっと風が強く、途中から潮も濁りも始めてしまい、決して条件のいい日ではなかった。
この日の条件は・・・
前日までの期間、風も穏やかのようだったし、雨も降っていなかった。
この日の日中の天気予報は、終始穏やかな曇り時々晴れという予報。
夕方ごろから雨が降るとのことだったけど、朝から釣りをするのであまり気にならない。
予報では南寄りの風2~3メートル。
おそらく海は、凪だろう。
潮もきっと澄んでいて、キス釣りには好条件のはず。
そんなわけで、もうヤル気マンマン!!
場所を移動することもあるかもしれないけど、一日通してキス釣りをして、かる~く30~40匹くらいは釣り上げようという目論み。
朝7時すぎに現地入り。
地元の釣り具店でジャリメを2パック購入し、勢い勇んで海へ。
予想通りの凪。潮も澄んでいる。
この、磯場のすぐわきの砂地にシロギスがたくさんいるはず。
その群れを一網打尽に釣り上げるという作戦。
この日の潮回りは若潮。ちょうど釣り始めたのが干潮に近い時間帯。
これから昼すぎの満潮に向けて上げてくる潮が、さらに追い風になるはず。
まだ1匹も釣っていないのに爆釣の予感。
早速一投目からアタリがあるが、いつも通りフグが釣れてくる。
そんなのはガッテン承知。まったく気にならない。
気持ちに余裕があるので、ゆっくりとハリを外してやり、フグ軍団をリリース。
そして、また仕掛けを入れる。
そのうちフグが退散して、キスたちが入ってくる。
・・・しかし、予想とは裏腹にいつまでたってもフグばかり。
あれ?
開始して1時間以上してもまったく釣れない。
とにかくキスのいる場所を探すために、左右に、そして遠くに、ときには近くに投げてはサビく。
でも、釣れるのはフグか海藻ばかり。
さらに時間が経過して、ようやく1匹目。
やはり小ぶり・・・でも、とにかく釣れてよかった。
その後もガマンの釣りが続く。ときどき、ポツっと釣れるだけ。
ここで岩礁帯回りをあきらめて、近くのサーフに移動。
でも、なかなかキスにあたらない。ここでもガマンの釣りとなりそうな気配。
外道衆のオンパレード
しばらくサーフで釣りをしていると、少し強いアタリがあったので引いてみると、20センチを超えるサイズのメゴチが釣れた。
このサイズならば・・しかも、この日の状況ならば、ありがたくキープさせていただく。
その後もフグはもちろん、キタマクラ、チビちゃんメゴチなどキス釣りの外道たちばかりがかかる。
もう一度、磯回りに戻って釣りをしたが、やはりフグ帝国の逆襲をくらう。
仕方なくまた歩く。
ずいぶん歩いては投げて、歩いては投げて・・・結局、昼すぎまで釣りを続けて、キスはたったの5匹。
2匹同時のハリがかりは一度もなかったし、同じポイントでの連チャンもなし。
完全な敗北ムードで午前の釣りは終了。午後は場所を大きく移動して釣りをすることに決定。
釣り始めたときはかなり気合が入っていたので、ガックリの結果になってしまった・・・
数日前の大風と雨による水温低下が予想以上に影響したのか、とにかくシロギスの活性が低く、まったく口を使わない状態のままだった。
あえて、今後に役立ちそうな収穫といえば、カタクチイワシの稚魚の群れがかなりたくさん見えたので、海の中がようやく春になってきたことを実感できたことかな。
そろそろ、いろいろなターゲットを狙える季節が来るかな、という期待が少し出てきた。
たったそれだけの収穫だけで、午前中は寂しい釣果で終了。