キス釣り(千葉・南房・岩井海岸)~5月初旬の釣り
シロギス釣り(投げ釣り)~ゴールデンウイーク明けの釣り②
館山の後は、北上して岩井海岸へ
2021年5月7日の午後は、南房総市の岩井海岸へシロギス狙いの釣りに行きました。
今回は岩井の堤防とサーフでの投げ釣り記事です。
午前中の館山での釣りの後、移動しながらいろいろな釣り場を見学し、結局午後の釣り場として選んだのは岩井海岸。
ちょうど、僕と入れ違いのタイミングで釣りを終えて堤防から駐車スペースの方へ戻ってくる人がいる。
挨拶がてら情報収集をしてみると・・・その釣り師さんもやはりキス狙いで釣りをされたとのことで、3時間くらい竿を出して4匹とのこと。
僕も午前中の館山での不発釣果を報告。
そして、「風も波も含めて、今日はかなり条件がいいと思っていたので肩すかしでした」と言うと、その釣り師さんも全く同じように考えていたようで、
「今日みたいな日に釣れないとは思わなかったよ。まったく海は分かんないねぇ」とのこと。
また、「釣れた場所に続けて投げてもなかなか同じポイントで連続して釣れないよ」との情報もいただいた。
それは僕の午前中のシロギス釣り(館山)でも同じことだったので、言わんとすることはよく分かる。
これは・・・午後もキツイかなと早くも不安になる。
ただ、夕方前には雨がかなり強く降り出す予報だったし、そのままそこで実行する。
まず、堤防の右側から攻めてみる。こちらはところどころ、根があるので砂地の場所を狙って投げる。
予想通りアタリはない。そして、予想通り根がかりが多い。
しばらく粘りながら釣りをした後、思い切ってかなり遠投してサビいてみると、プルっとアタリがある。
根にかからないように高速で巻き上げると・・・ようやくキスが釣れた。
でも、やはり小ぶり。
これ以上右側で続けても大した釣果にならないと分かり、堤防左側のサーフでの釣りに変更。
テトラの際、砂地のカケアガリ、波打ち際近くの浅場など多彩なポイントを狙っていく。
フグがかかるが、それほど多くはない。
しばらく投げるとポツポツとキスが釣れる。
ただ、やはり同じポイントで連続して釣れることはない。
遠投して沖から探ったり、テトラの際近くを狙ってサビいたり、浅場を狙ったり。
できることはいろいろやってみたものの、なかなか釣果に結びつかない。
それでも3時間くらい粘って釣りをしていたら、4時すぎに予報通りポツポツと雨が降り出してきたので、納竿。
午後も5匹の釣果で終了。
この日全体の釣果&釣りをして分かったこと
午前中の館山での釣果(5匹)&午後の岩井での釣果(5匹)
現地の釣具店や各地でお話した釣り師さんたちからの情報によると・・・やはり数日前の強風や降雨による水温低下からの回復に時間がかかっているのが釣れない理由のひとつらしい。
それから、房総の沿岸に青物が接岸してくる日があるようで、シロギスたちはそれに警戒して積極的な捕食活動ができていないのではないかとの話もあった。
たしかに、この日に見学した釣り場で鳥山ができているのを見たり、小さな魚(たぶんイワシだと思う)たちを追い詰めるように泳いでいた魚(青物かな?)を遠目に見ることがあった。
キスを狙って釣りに行ったときに、この日のようにあまり釣果に恵まれないときは釣れたキスを泳がせて青物やヒラメ、マゴチなどを狙ってみるというのもおもしろいのかもしれない。
それにしても、かなり条件がいいと思ってほぼ一日中竿を出したけど、たったの10匹の釣果とは・・・
今後もしばらく日中の時間帯は、しぶとくキスをメインで狙っていく予定です。