シロギス釣り(5月中旬の南房)~千葉・館山の小さなサーフ
キスの投げ釣り~館山・布良海岸
おだやかなサーフで投げ釣り!
2021年5月11日に千葉・館山市のサーフへ行き、午後の短時間限定でシロギス狙いの投げ釣りをしました。
今回は館山市布良海岸のサーフでの投げ釣りに関するレポートです。
このエリアは、春にサヨリを釣ろうと考えて一度来た場所。
あいにく竿を出そうと考えていた磯一帯に海苔がびっしりと生えていたため、その時は釣りを断念した。
ただ、その際に磯場の奥に小さなサーフがあるのを見つけたので、シーズンになったらそこでシロギス釣りをしてみようと考えていて、今回ついに実行してみた。
この日は、午前中にすぐ近くの港から出る船に乗って釣りをしていたので、移動もラク。
事前にエサも購入していたので、船釣りの後に少しの休憩をとった後にすぐ釣りを始めることができた。
現地についてみると波もおだやかだし、潮も澄んでいて、キス釣りには良さそう。
あまり広くないサーフで、なおかつ海に向かって右半分は沈み根が多そうなので、投げられる場所が限られている。
根がかりが頻発するようなら、沈み根が少なく、砂地底になっている左半分がメインになる。
とりあえず、良型狙いで右側から攻めてみることにする。
海藻とフグに阻まれる釣り!
開始したのが、午後1時くらい。
この日は朝4時半集合の船に乗ったので、2時間ほどしか睡眠をとっていなく、翌日も仕事があるので早めに切り上げる必要がある。
・・・釣りができるのは、3時間くらいかな。
投げていくと、沈み根は思ったより気にならない。
ただし、ところどころ海底に海藻がたまっているようで、海藻ばかりが釣れてしまう。
しばらくして魚のアタリらしき反応があり、あげてみると・・・フグ。
フグは、どこにでもいますなぁ。
ただ、海域一帯がフグ帝国に汚染されているというほどの数ではなさそう。
その後も遠投しながらシロギスを探すものの、ハリにかかるのは海藻かフグ。
仕方なく、サーフの左半分を攻めていくことにする。
思いっきり遠投して、サビきながら探っていくとようやくシロギスが釣れた。
やはり小ぶり。でも、ここでは初めてのキスだったので、釣れてほっとする。
群れが小さいのか、同じ場所に投げてもなかなか連続して釣れない。
波打ち際近くまで引いてくると、小さなカタクチイワシが釣れてしまった。
サーフで投げ釣りをして、カタクチイワシが2連で釣れたのは初めてだと思う。
どうやらごく浅場にイワシの群れが入っていたらしい。
このイワシの群れとフグに阻まれて、シロギスが手前まで来れなかったのか・・・理由は分からないけど、かなり沖めにわずかにキスがいたということしか実感できなかった。
結局、3時間くらいを考えていた釣りの時間を少し延長して粘ったものの、釣果はわずか4匹で終了。
まあ、なんとか少しだけ釣れた。釣果はさびしいけど、それでも釣れてよかったというべきかもしれない。
もう少しシーズンが深まってから、もう一度ここに来てみたいなと思う。