船釣り(マダイ&シマアジ狙い)~千葉・館山・相浜港「松丸」~前編

初めてお世話になる「松丸」さんで、船釣りを楽しむ

メインターゲットは、マダイとシマアジ!!

2021年7月6日に館山・相浜港から出船している「松丸」さんに乗って沖釣りをしてきました。
今回はそのときの船釣りのレポートです。


今回乗船したのは、初めてお世話になる「松丸」さん。

房総の海はここ数日、かなり強く雨の降る日が続いていたし、この時期にしてはめずらしく強風で荒れる日もあったらしい。

マダイや小型ながらもシマアジがポツポツと釣れていた頃からすっかり海の状況は変わってしまっているだろうなと思いつつ、ようやく仕事の休みが取れたので、「今度こそ、あこがれのシマアジを!」と勢い勇んでの乗船。

午前4時半集合、そして5時出船とのことだったけど、やはり皆さん4時ごろにはすでに集まっている。

釣り船「松丸」

平日だったけど、満席。
予定より早い午前4時40分ごろに出船。

今回もシマアジ対策として、事前に専用の仕掛け(市販)をいくつか購入してきたし、また自分でもウイリー仕掛けを作って持参。

シマアジの仕掛け

シマアジの仕掛け

さらに、付けエサ用に1本の空バリ仕掛けもシマアジ専用に5号ハリスと6号ハリス(いずれも長さは10メートル)のものをそれぞれ作ってきた。

また、この日に合わせて、シマアジ釣りの動画もたくさん見てきたし、沖釣りの本でもシマアジ釣りを改めて研究してきた。

そして、イメージトレーニングやシャドウフィッシングにも十分に時間をかけてきた。

いつもながら釣れないくせに、準備だけはバッチリ!

船長にご挨拶したときに今日の予定をお聞きすると、「まず朝イチでシマアジのポイントに行きます。その後マダイのポイントに移動し、最後にイサキのポイントへも寄ります。イサキのポイントでは小型のシマアジが混じることもありますよ」とのこと。

僕が事前に収集した情報通りのスケジュールで釣りをしていくらしい。

出船前に準備を終えていたので、のんびりと海のドライブを楽しむ。

ちなみに、松丸さんでは初めから半解凍したオキアミのコマセ&付けエサがバケツに入っている。

釣り船「松丸」のエサ

乗船客の皆さんが手際よく釣りを始めることができるようにするための配慮なのかもしれない。

乗船している釣り師さんたちも船長と顔なじみの人が多い様子で、和気あいあいとした雰囲気で、なんとなく釣れそうな気がしてくる。

やがて船は沖のシマアジのポイントへ。

シマアジの姿は・・・

早速、船長からの指示タナに合わせて仕掛けを投入・・・まずは、一本バリ仕掛けで開始。

しかし、アタリはない。魚がエサをつつくような感覚もない。船の中もシーンとしている。

やはり、前日までの悪天候の影響が大きいのかな。

しばらくしたあと、船の中で小型ながらもシマアジが揚がったとのアナウンスが船長から出た。

そして、シマアジが揚がったタナは20メートルとのこと。

その流れに乗ろうと僕もタナを20メートルに合わせて、じっとアタリを待つ。

何度か仕掛けを投入した後、この日初めてのアタリが・・・しかも、けっこう強い引き。

重量感があるというより、魚の引きそのものが強い感覚。

期待しながら、一定のリズムでリールを巻く。

お隣の釣り師さんがタモ網を持ってくれて、「シマちゃんかな、シマちゃんかな」と言ったあと、海面に上がってきた魚を見て「あっと、残念。イナちゃんだったね」と言いながら、魚をすくってくださった。

イナちゃん・・・つまり、イナダ!

釣れたイナダ

まあ、シマアジではなかったけど、これでボウズは回避。

青物好きの僕としては、イナダでももちろんOK!

このサイズが数釣れるなら、それはそれで楽しい。

朝早い時間帯に釣れたので、そんな期待をもってしまったが・・・結局イナダはこの1匹のみだった。

この日は、僕だけでなく、回りのシマアジ狙いの釣り師さんたちも1本バリではどうもシマアジのアタリがない様子。

ここで、ウイリー仕掛けに変更。

仕掛けを底まで落とし、底から5メートルくらいまでを丹念にシャクりながら、誘いを入れていく作戦。

しかし・・・その後1時間くらいのシマアジ狙いのポイントで目一杯頑張ったけど、そこで釣れたのはウイリーに食い付いてきたエソ(リリース)だけだった。

その後、船長がその日のシマアジは不発ぎみだと判断し、マダイのポイントへ移動となった。

ちなみに、シマアジは船中でも最初の1匹(40センチ弱)のみだったとのこと。

いつでも釣れるような、誰でも釣れるような魚ではないのだから仕方ないが、またしてもシマアジ狙い(前半の大型狙い)は失敗となってしまった。

ただし、沖上がりの前に小型のシマアジが混じるイサキのポイントへ行くので、もう一度チャンスがある。

・・・いつもながら淡い期待だけは心から消えることがない。

そんなわけで、「松丸」さんでの船釣りは続く。

 

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