アジのウキ釣り(千葉・南房総・富浦の堤防)~2022年4月上旬 夕方のマズメ
アジ釣り~南房総の堤防
アジを狙ってウキフカセ釣り
2022年4月8日、千葉・南房総の堤防で夕方のマズメにアジ釣りをしました。
今回は、堤防でのアジ釣りレポート記事です。
早朝より館山・布良港から出ている船に乗って釣りをしていたこの日は、昼の休憩の後、房総沿岸をドライブしながら上物を狙えそうな釣り場をいくつか見て回っていた。
風も波も穏やか、快晴というコンディションだったので、どこも日中には釣りにならないような気がして決め手がないまま北上して結局富浦へ。
ここは以前からよく来ていた場所。
のどかな雰囲気が心地いいし、落ち着いて釣りができる。
この日は一日を通して風は穏やかだったけど、ときどき強めの風が吹いてくることがあって、とても気持ちいい。
これだけくつろいだ気分になれるのだから釣れなくてもいいかな、などと思ってしまう。
さて、海は・・・このようなベタ凪。
たしかに釣れない気がする。
日が沈み始めるマズメまでゆっくりコマセを打ちながら、アジが来るのを待とう。
ちなみに、釣りのスタイルはウキ釣り(1本ハリ)で、アミエビをコマセに使い、オキアミをつけエサにする。
一応アジを本命として狙ったウキ釣りだけど、明るい時間帯はハリスをやや太め(1.5号~2号)にして、のんびりと竿を出して釣れるものを釣ろうという作戦。
ここはウキ釣りをしていてもタナをいろいろ変えていくと、メジナやカタクチイワシ、マイワシ、セイゴ(スズキの若魚)などの上物だけでなく、カサゴやハタなどの根魚まで釣れることがある。
だから、型はさほどでないことが多いにしても十分楽しむことができる・・・はず。
堤防先端に近いテトラ帯の付け根のやや沖にポイントを設定してコマセを打っていく。
ゲスト登場せず。
あまりにも気持ちいいから釣れなくてもいいかな、と思いつつも始めるとやはり期待が高まってくる。
ウキがスッと沈む瞬間を待つ。
しかし、予想通り何も起こらない時間が続く。
そして、薄暗くなり始めた午後5時半すぎ、ようやくウキが沈む。
重量感はないのに、けっこう引く魚。
でも、サバのように右往左往しながら激しく泳いで抵抗することはなく、下に沈もうとしている。
小さなメジナかなと思って上げてみると・・・
アジ!
小さい。20センチはないけど、それでもアジが釣れたのでホッとする。
サビキにしようか迷ったけど、そのままウキ釣りの続行を選択。
タナはウキ下2ヒロ(3メートル)くらい。
時合いが来たようで、仕掛けを落とすとほぼ確実にアタリがくる。
群れが大きくて長い時合いが続くといいなと期待していたけど、実際は予想以上に時合いは短かった。
あっという間に釣れなくなり、それまでのシーンとした海にもどってしまった。
コマセが残っていたので、使い切るまで粘ったものの、ゲストも来ずに午後6時半すぎに納竿。
この日のアジ釣りの釣果
アジ6匹。
ほんの一瞬の時合い(20分くらい)による釣果。
サビキを数種類用意(色、バケなどバリエーションをいくつか揃えて)して、うまくタイミングを合わせることができれば、ウキ釣りよりも数は伸ばせたかもしれない。
アジの釣果は少なかったし、ゲストも釣れなかったけど、のんびりとウキ釣りができて楽しかった。
また、あまり釣り物が多いとはいえない4月上旬でも一応釣りになる日もあるということが分かってよかった。
もう少し季節が進めば、富浦は今年も期待できそうだなと思う。
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