千葉・館山・相浜港「安田丸」で沖釣り(マダイ&イサキ)~2022年5月10日の船釣り
こりずに大型シマアジを狙う
久しぶりに、相浜港「安田丸」さんにお世話になります
2022年5月10日、館山・相浜港発の「安田丸」さんに乗って、沖釣りをしてきました。
今回はその時の船釣りレポートです。
こちらの船には昨年の12月以来の乗船となるけど、いつもながらに船長はにこやかに迎えてくれて、久しぶりなのに居心地の良さを感じる。
事前のスケジュールでは「午前4時半に港に集合、5時には出船」とのことだったけど、乗船するお客さんたちは皆かなり前に到着していたため、定刻より早く午前5時前には出船。
昨年は釣り上げることのできなかった良型のシマアジをメインターゲットにして、いざ沖へ。
朝、船長に最近の傾向を訊いてみると、「シマアジは1本バリよりもウイリー仕掛けの方がいい。ただ、日によって食いの良し悪しにムラがあるので、良くないときは細めのハリスの1本バリも使ってみてください」とのこと。
ならば・・・さっそく自作のウイリー仕掛けと空バリの仕掛け(2本バリ仕掛け)を取り出して、船ベリに貼り付けてあるマグネットシートにセッティングする。
出船してから10分ほどで、最初のポイントに到着。
船長から「ウイリー仕掛けで狙う方は底から5メートルくらいをシャクってください。長ハリス(1本バリ)で狙う方は、タナ20メートルにしてください」と指示が出る。
朝イチのマズメ時にシマアジの時合いが来ることが多いというので、船長のアナウンスと同時に仕掛けを投入・・・いきなりアタリがあるといいな、と期待する。
しかし、この日はシマアジはもちろん、他の魚のアタリもなかなか来ない。
魚はいるけど、食わないため、船長は何度かポイント移動を繰り返していく。
イサキは活発!
船の中でもメイチダイやフグなどの外道が釣れているようだったけど、ようやく僕にも午前6時半ごろになって初めてのアタリがきた。
引きはそれなりにあるけど、重量感はないし、抵抗なく上がってくる。
やはり、イサキだった。
まあ、とにかく持ち帰りサイズの魚が釣れて少しホッとする。
その後は、イサキの食いが活発になってきたようで、同じポイントでイサキが釣れていく。
どうもシマアジやマダイの活性が上がらない。潮の流れが良くないらしい。
ほぼ折り返しの時間になって、それまで使っていたウイリーから長ハリスの1本バリに仕掛けを変えることにした。
すると、アタリの回数はそれまでのウイリー仕掛けよりも多くなってきたものの、やはりイサキが多い。
ただ、午前10時前ごろにはイサキのアタリの合い間に強烈な引きが2度続くという場面もあった。
いずれもヤリトリをしている間にハリスを伸ばされ、最後に切られるというパターン。
あれは何のアタリだったのか。
その後も素早い手返しを意識しながら釣りを続けていく。
もうすぐ沖上がりの時間。
イサキ以外の持ち帰りの釣果がほしいなと思っているところにアタリがきたので、あげてみると海面にピンク色の魚体が見える。
マダイ!
ただし、大きくはない。35センチくらいだろうか。
その後もポツポツとアタリがあるが、外道たちが釣れるばかり。
ちなみに、後半はほとんど長ハリスの1本バリ仕掛けで通していったが、アタリの回数自体はかなり多くなったと思う。
結局、最後の最後まで(小型も含めて)本命シマアジの釣果には恵まれず。
船中でもシマアジの顔は見れずのまま、いよいよ沖上がりとなって終了。
本当にシマアジは難しい。
とくに、この日のような食いの悪い日は、わずか数回あるかどうかというアタリをモノしないと釣果は得られない。
夢の良型シマアジはまたしても次回への持ち越し。いや、まだまだ当分かかるかもしれない。
船長、今回もお世話になりました。またよろしくお願いします。
この日の船釣りでの持ち帰り釣果
マダイ、イサキ。
他に、キダイ、メイチダイ、ショウサイフグ、メジナ、小さなイサキ(すべてリリース)。