サヨリを釣りに真冬の勝浦へ~2023年2月16日の釣り(朝マズメ~午後)
2つの南岸低気圧はサヨリの群れを外房へ呼び込んでくれたのだろうか?
シケの後の海に期待して・・・
2023年2月16日、外房・勝浦の堤防(テトラ)へ行き、朝マズメからサヨリ釣りをしてきました。
今回はサヨリ釣りのレポートです。
2月の半ばを過ぎた、外房・勝浦。
日の出の時間に合わせて現地へ。
前回の釣行以降のサヨリの釣果に関する新情報はなかったけど、季節的にもうそろそろ釣れ盛ってもいい時期になってきている。
ちなみに、今回の釣行の前週には2度の南岸低気圧が通過していたので、海も大きく変わったはず。
強い風も吹き、水温も下降し、いよいよサヨリの群れが接岸する条件がそろったのではないか。
ただ、この日もサヨリ狙いの釣り人はちらほらといる程度。
おそらく直近の釣果もかんばしくないのだろう。
この日の海は低い波で、やや薄濁りの潮。
風は強めの北風が吹いている。
波がもう少しほしいところだけど、条件として悪いことはない。
サヨリの群れがすぐ沖にいれば、コマセを撒くことによって呼び込めるのではないか。
ただ、この日もなかなか本命のアタリがなく、定番外道のメジナやウミタナゴの顔も見ることがない。
ガマンの釣りが続くのは分かっていたので、じっとその時を待つ。
辛抱しているうちに、サヨリが少々・・・
そして、開始して2時間ほどした午前8時ごろ、ようやく本命らしきアタリが・・・
小ぶり(25センチくらい)のサヨリだった。
それでも釣れてホッとする。
群れが大きくないとしても、とにかくサヨリがいるのが分かったので、少しでも数を伸ばそうと続行していく。
しかし、アタリは続かず。
テトラのすぐ手前まで仕掛けを引いてくるとフグがかかるだけ。
正午近くになると、回りの釣り師さんたちは諦めて納竿する人も出始めてきた。
満潮(午前11時すぎ)から、少しずつ潮が引き始める午後になってからしばらくして、2度目のアタリがあって引き上げると2匹目のサヨリが釣れた。
ややサイズアップ。
といっても、30センチくらい。
その後もアタリがなく、僕以外の釣り師さんたちは皆いなくなってしまった。
そろそろ諦めようかな、と思い始めたころ・・・遠投した仕掛けをゆっくり引いているとバシャバシャと暴れる魚がかかってきた。
ようやく良型(35センチくらい)のサヨリが釣れた。
このサイズが釣れるならば、もう少し粘る意味があると思い、納竿せずに続けることにしたのに・・・その後はまったくアタリなし。
午後3時すぎについに納竿。
この日の海には終始、潮目のような帯もいくつか見えたし、潮もずっと薄濁りのままで本当にいい感じだったのだけど、またしても大きな群れが入らずに残念だった。
2月16日のサヨリ釣りの釣果
9時間で、3匹。
それでも型を見ることができただけ良かったのかもしれない。
これが、精一杯の釣果。
実際に釣りをしてみたり、現地の釣り師さんたちの様子を見たり、話を聞いたりして分かったのは、依然として外房のサヨリは低調だということ。
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