サヨリ釣り~千葉・南房総の磯(3月27日の釣り)
南房総の磯へ
風の援護を期待してサヨリの数釣りをもくろむが・・・
3月27日に南房総市千倉町の磯へサヨリ釣りに行きました。
釣り場は隣接する漁港からかなり入りやすく、足場も良好な磯。
ここの磯は、今シーズン初めて来た。
この日は西寄り~南西の風が終日吹く予報となっていて、東向きに面して釣り座をとるには比較的条件のいい日。
(出所 海天気JP https://www.umitenki.jp/tenki)
潮回りは、大潮のあとの中潮。適度に潮の動きがある日。
最近、まとまった雨も降っていないので、水温も安定しているはず。
あとは、潮の濁りが多少あって、波っ気が適度にあれば申し分ない。
ただ、釣行日の2~3日前の天候や風を調べたところ、どうもそちらの条件についてはやや期待薄の雰囲気。
いつも通り、明け方から釣り座へ。
現場について見てみると予想以上に潮が澄んでいて、なおかつ波っ気もほとんどなかったので、今日はもしかしたら苦戦するかもしれないと思い、序盤はいつも以上にコマセをきらさないことを意識して釣り開始。
しばらくすると、フグが釣れ始める。
フグが釣れるなら、ぼちぼち来るかなと思っていると・・・ようやくサヨリが釣れる。
ここで、ハリを最近すっかりお世話になっている「秋田狐ハリ」に交換。
実は、釣り開始のときには、食いの悪さに少しでも対応できるようにと、ハリは小さな袖バリを使って様子を見ていたのです。
でも、釣れ始めてきそうになったので、少しでもハリがかりを良くして、スッポ抜けやバラシを減らそうと思ってこのハリに交換しました。
でも・・・思惑とは裏腹にその後はまたフグが釣れ続ける。
その後は・・・1時間ほどの時合いへ突入。
事前の予報よりもずっと弱い風、弱すぎる波、澄んだ潮。
条件的に頼れるのは、潮の動きしかなさそう。
満潮が朝6時ごろなので、そろそろ潮が下げ始めるから、この時間帯に勝負をかけたい!
そう考えて、コマセを打っていると、ついに時合いが・・・
1時間くらいの間に、バタバタと釣れる。
型も良いのが揃っている。
ウザいフグもどうやら退散したようだし、気合を入れなおして釣りをしていく。
しかし、時合いはあっという間に終了。
実質1時間くらいかな。
その後は、フグさえもいなくなってしまった。
空は曇ったり、晴れたりを繰り返すが、海には動きがない。
そして、鏡のように波がない。
澄みきった水。
これでは、さすがに難しい。釣りをしながらつくづく実感。
魚のいなくなった海は、まるで死んでいるかのような雰囲気さえする。
こういうのが「ナギ倒れ」というのかな、などと思いつつ続けるものの、潮止まりになる前にあきらめていったん納竿。予定よりかなり早い切り上げとなってしまった。
片付けしながら午後の予定を考えなおす。
この釣り場では、午後の上げ潮の時間帯には再度サヨリの時合いがあるかもしれない。
でも、あいにく今日は午後から南西風が強まる予報。
このエリアは回りに風を遮るものがないので、風が強くなると釣りはキビシくなる。
最近このエリアで何度か強風に見舞われてきたので、経験的にそれが分かってきた。
ということで、午後からは富浦方面(富浦新港)へ行くことに決定。
釣れたことは、釣れた(8匹)けど・・・もう少し楽しみたかった。
ここでの釣果↓↓
ちなみに・・・房総のサヨリ釣りもそろそろシーズン終盤。
シーズンを締めくくるべく、本当に条件のいい日に数釣りをしたいと改めて思いました。
番外編~富浦新港でカゴ釣り(アジ、サバ狙い)
さて、サヨリ釣りのあとは食事休憩をして南~南西風に強い富浦新港へ。
昨年の今ごろは、アジで賑わっていたし、何か釣れるだろうとカゴ釣りの準備をして行ってきましたが・・・
結局こちらでは、午後1時ごろから納竿した午後5時半ごろまでに結局1匹の魚も見ることはできなかった。
サヨリ釣りに使っていたイワシミンチの残りと、途中で買い足したアミコマセ1キロに配合エサを加えたコマセを全部使い果たしたが・・・フグの1匹にもお目にかかれず。
午後の釣りは完璧なボウズとなり、本日の釣りは終了。
なかなか満足のいく釣りにならない。