どうしてもサヨリを釣りたい!~こりずに千葉・勝浦の堤防へ~2022年1月28日(午前限定の釣り)

1匹でもいいからサヨリを釣りたい!!

前回の釣行から10日余り経つが、海の状況はいかに?

2022年1月28日、サヨリを釣るために外房(勝浦)の堤防へ行きました。
今回もサヨリ狙いの堤防釣りレポートです。


前々回と前回(1月上旬~中旬にかけて)に挑戦したこの冬のサヨリ狙いの釣りは完全なボウズで退散。
漁協関係の人や地元の釣り師さんのお話によると、今年は異変の年だという。

そうはいっても、冬の寒さも日に日に厳しくなってきているし、そろそろ愛しのサヨリさんたちが岸に寄ってきてくれるのでは・・・と期待して、この冬3度目のサヨリをメインで狙った釣行へ。

勝浦の堤防

この日は午前中限定の釣り。

いつものように朝マズメから竿を出し始める。

勝浦の堤防

そして、前回と同じように釣り始めた時間には僕の他に堤防に一人も釣り人がいない。

期待半分、ダメ元半分の気持ちでの釣行だったので、他に釣り人がいないこと(つまり、今でもサヨリが釣れていないだろうということ)はあまり気にしていなかった。

どちらにしてもこの日は短時間での釣行だったので、この場所で最後まで釣りをする。

前回の釣行から10日余り経っているけど、海の状況はどうなっているのだろう?

開始して1時間ほどすると、午前7時になり、房総沿岸に流れる音楽が聞こえてくる。
サヨリのシーズンならばこの音楽の聞こえる時間にはたくさんアタリがあるはずなのに・・・

しかし、この直後に駐車場の集金にきた漁協の女性からいい知らせがあった。

「最近ね、やっとサヨリが釣れることがあるみたい。でも、本当に少しだけ。ポツポツと。しかも毎日じゃなくて、たまに釣れるみたい」

たまに? ポツポツ?

それでもいい。いい話なのは間違いない。

もうすっかり顔馴染みになってしまったその女性からのサヨリ情報に自然と気合が入ってくる。

せっせとコマセを打ち、仕掛けを投入。

そして、午前8時を過ぎるころにはフグ軍団がお目覚めになったようで、たまにハリにかかってくる。

そして、その後アタリウキが大きく沈み、ハッキリとした魚の手応えがあった。

サヨリ・・・?

しかし、残念。ウミタナゴだった。

釣れたウミタナゴ

でも、前々回も前回もここではフグやウミタナゴなどの外道も釣れなかったし、やはり少し海に変化があるのかもしれない。

ゆっくりだけど、確実にいつもの冬の海になってきているのではないか?

期待が高まる。

しばらくして、またウキが少し動いて沈む瞬間がくる。

緊張する・・・今度こそサヨリかな。

釣れたウミタナゴ

うっ・・・またもウミタナゴ。

それにしてもサヨリ釣りで、これほどドキドキするとは。

いつになればサヨリの姿を見ることができるのか。

しかし、その後はサヨリどころかフグさえも釣れない時間が続く。

気が付くと、年配の男性が僕の横に立っている。

なんと、前回の釣行時にもここでお話しした地元の釣り師さん。

前回同様に釣り道具は持っていない。

「今日もダメですよ。サヨリの姿もない」と言うと、

「最近ポツポツ釣れることがあるらしいと聞いて俺も昨日竿を出したけど、ダメだったよ。まだムラがあるみたいだね。でも、昨日は珍しくタナゴが釣れたから海が少しずつ普段の冬に戻ってきているような気がするよ」

さらに、「でも、この冬まだ1匹もサヨリを見ていないんだよなぁ。早く姿を見たいよ」とのお話。

どうやら僕と同じことを考え、同じ期待を持ち、同じ落胆をしているようだ。

その釣り師さんは僕と話しながら、しばらく期待を持って海の様子を見ていたけれど、釣れそうな雰囲気がないと分かり、堤防を去って行かれた。

そして、午前11時過ぎに、時間となって納竿。

この日もボウズ・・・

ただ、少しずついい方向になっているということが分かったので、それはよかったのかもしれない。

この日のサヨリ狙いの釣りの結果

外道としてウミタナゴ2匹とフグ数匹(それぞれリリース)。

依然としてこの冬、いまだに一度もサヨリの姿を見ていない。

 

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