サヨリのウキ釣り(千葉・勝浦の堤防にて)~2022年2月上旬の釣り
サヨリ釣り~4度目の正直でついにゲット!
今回も勝浦の堤防へ
2022年2月4日、サヨリを釣りたくて勝浦の堤防へ行きました。
今回もサヨリ狙いの堤防釣りレポートです。
直近3回のサヨリ狙いの釣りは本命はボウズのままで終わっており、この冬一度もサヨリの姿を見ていない。
どうしても釣りたい!・・・ということで、今回もこりずに勝浦へ。
前回の釣行から1週間。
そろそろサヨリの群れが接岸してきているのではと期待する。
まず前半戦(午前の釣り)として選んだのは、いつも行く堤防。
朝マズメからすぐに竿を出す。
前日の予報では、この日は真冬の寒さになるとのことだったけど、その通りに朝からかなり冷え込んでいる。
でも、愛しのサヨリを釣るためには寒さに負けていられない。
序盤はサヨリを寄せるためにとにかくコマセを撒く。
仕掛けも投入するが、まったく魚の気配がない。
2時間ほど経過すると、2人の釣り人が堤防へ。
そのうちの1人はサヨリ狙いの様子。
漁協の女性が駐車場の集金に来たので、いつものように挨拶がてら直近のサヨリの状況を聞いてみる。
「何日か前に少し釣れた日があったね。でも、この2日くらいはダメだったらしいわよ」と微妙な返答。
その微妙な話通りにまったく釣れない時間が続く。
干潮に近い午前11時過ぎまで粘ったけど、ウミタナゴが少し釣れただけだった。
ウミタナゴは僕以外に唯一サヨリ狙いをしていた釣り師さんに差し上げ、この釣り場を撤収。
その後、勝浦市内の釣り場をいくつか回ってみたけど、どこもほとんど釣り人がいない。
食事休憩をした後、藁にもすがる思いで地元の釣具店へ。
ちなみに、このお店の店主さんは釣り雑誌にもたびたび登場している有名な人。
コマセと配合エサを購入し、「もし、このあたりでサヨリが釣れる可能性が高いとしたらどこでしょうか?」とダメ元で訊いてみる。
すると、どうやら今釣れそうな場所はかなり限定されているらしく、「可能性があるとしたら・・・」ということで1か所だけ案内された。
そして、「今年はあまりサヨリの寄りが良くないみたいなので、釣れない場合はコマセをドカ撒きしてみてください」とアドバイスをいただき、さっそく現地へ。
後半戦(午後の釣り)はテトラにて
さて、案内された堤防へ。
相変わらずどんよりとした雲が空を覆っているため日差しが少なくて寒い。
見渡すと、広いテトラには数人の釣り人がいる。
ただ、遠目で見る限り釣れ盛っている様子はない。
後半戦は午後12時半ごろに開始。
釣具店でいただいたアドバイス通り、序盤はコマセをドカ撒きする。
イワシミンチを水で溶いてジャブジャブ撒くスタイルではなく、配合エサをたっぷり入れて粘り気のあるコマセを作ってヒシャクでどんどんブン投げるスタイル。
しばらくすると、フグが釣れてくるけど、気にせずに続ける。
後半の釣りを始めて1時間半くらい、つまり午後2時ごろに・・・アタリウキがじんわりと沈んだ後、ゆらっと海中で動く瞬間がきた。
最初はフグかと思った。でも、リールを巻いてみると引きがある。
夢中でリールを巻く。細長い銀色の魚体が見えてくる。
そして、ついに・・・サヨリをゲット!
待ち望んだ魚。しかも、なかなかのナイスバディ(良型)!
いつもは、足場の悪い場所での釣りが多いサヨリ用に小さなタモ網を使うのだけど、負けクセがついていたせいか網を持ってくるのを忘れていたので、思わず魚を鷲掴みする。
よーし、これからどんどん行くぞ!!
しかし、気合とは裏腹にあまりアタリがない時間がこの日も続く。
ただ、コマセのドカ撒きを続けていると、たまにポツポツとアタリがある。
数は少ないけど、それでも久しぶりの手応えが楽しめた。
ちなみに、この日は足元のテトラから20メートルくらい沖がポイントになっていたようで、すぐ近くには寄ってこなかったように思う。
午後5時ごろにまったくアタリがなくなって納竿。
この日のサヨリ釣りの釣果
5匹。
4度目の正直で、やっとの釣果。
1日の釣りの成果としては、この日の天気同様にお寒い結果だったけど、それでも釣れてホッとしたというのが正直な感想。
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