勝浦の堤防で、サヨリ釣り(ナギの海)~2022年3月3日 午後の釣り
サヨリ釣り~こりずに勝浦の堤防へ
前回同様のベタ凪の海で、午後の時間限定のサヨリ釣り
2022年3月3日、外房・勝浦の堤防(テトラ)にて午後から3時間ほどサヨリを釣り(この冬8度目のサヨリ狙いの釣り)をしてきました。
今回はそのときのサヨリ釣りのレポートです。
この日は所用があり、午後からの釣行。
場所は、この冬に通い始めた勝浦の堤防。
前回、地元の釣り師さんにいただいたアドバイス(エサ付けの仕方、小さなウキの使用)をもとに、少しでも手応えをつかみたい。
午後1時すぎに現地へ。
ちょうど潮が上げてくる時間帯。
やはりテトラには地元の釣り師さんたちがサヨリを狙っている。
僕は辛うじて空いていた一番端の釣り座を取り、釣りを開始。
この日に使ったウキは発砲シモリの3号(10mm)。
コマセを打ち、オキアミの頭をハリ先に丁寧に合わせてから仕掛けを投入。
この日も風は弱く海は凪ぎみ。
周りの釣り師さんたちの様子を見ると、すぐに食い付いてくる様子はなく、時折釣れているという雰囲気。
朝マズメからから始まる時合いが一段落してしまって、今は食いが落ち着いているのかもしれない。
釣り始めはフグばかりが釣れてしまっていたので、少しポイントを沖めにすると、小さなウキがスッと少し沈む瞬間が・・・
「エイヤッ!」
自分でも笑うくらい大げさに竿を立てる。
中途半端にアワセたり、アワセを躊躇しているとエサをかすめ取られるだけの結果になるから。
しっかりハリにかかっている。
小ぶりとはいえ、最初のアタリをうまく仕留めることができて少し満足。
ただ、その後はまたアタリが遠のき、海面にサヨリの姿も見えない。
午後2時ごろになると、地元の釣り師さんたちが続々と納竿し始める。
凪の海の状態に見切りをつけたのか、それとも別の事情なのか。
僕以外に2人ほどしかいなかったと思う。
午後の時合いとサメの出現
今日も午後は厳しいのかな、と不安になるものの続行するしかないので僕はそのまま釣りを続けていく。
海はそれまで凪模様だったけど、午後2時を過ぎてから少しずつ波が出てきたような気がしていた。
そして、午後2時半ごろ、今までとは違うウキの動きとともに魚が跳ねる光景が・・・
サヨリ!
その後しばらくアタリが続く。
どうやら活性が高まったらしい。
取り込みの前に落としてしまって数が伸びないこともあったけど、あきらかに食いがいい時間帯だったと思う。
しかし、午後4時少し前に・・・
何やら怪しい大型(70~80センチくらいに見えた)の魚の群れが海面に見える。
コマセを打ったあたりをゆっくりゆっくりと頭を左右に振りながら泳いでいる。
サメ。
何のサメか分からないけど、とにかくサメ。茶色っぽい体のサメ。
10匹くらいいたように見える。
コマセを打つとサメが寄ってきてしまうので、しばらくやり過ごすために時間をあけて待つしかない。
でも、予想通りにその後はサヨリの群れもいなくなってしまった。
日が長くなってきたのに伴って夕方のマズメには別のつい場でアジ釣りをするつもりだったので、このタイミングで潔くサヨリを諦めて納竿。
この日のサヨリ釣りの釣果
12匹。型は中型(25センチ前後)が多く、今ひとつ。
釣れたのは午後2時半~4時くらいの、ほぼ1時間半くらいに集中していた。
この日は足元ではなく、やや沖(15メートル前後)で釣れることが多かった。
いつもポイントになっていることが多い足元付近には終始ものすごい数のフグがいて、そのフグたちに阻まれてサヨリたちは岸近くに寄れなかったのかもしれない。
日差しが強くなり、海面付近の水温も急に上昇してフグ帝国の活性もかなり高まっている様子だった。
今回の釣行で初めて使った発砲シモリの3号(10mm)のウキ・・・かなり小さいのでアタリを取れるか不安だったけど、慣れてくると視認性にはほとんど問題なかったと思う。
あとは、波が高い日でも同じように微妙な動きを捕らえることができるか。
何回やっても、いつも課題が残るなぁ。
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