千倉・白間津「海正丸」にて船釣り(釣果はシマアジ、マアジ、メジナ)~2022年3月4日の沖釣り
白間津港「海正丸」にて沖釣り
シマアジを専門に狙う船「海正丸」
2022年3月4日に南房総市千倉町白間津港発の「海正丸」(かいせいまる)さんにお世話になり、沖釣りをしてきました。
今回は、そのときの船釣りレポートです。
千倉・白間津港の「海正丸」は、今回初めてお世話になる船。
年間を通してシマアジを専門に狙っている船として南房ではよく知られている。
予約の電話をしたとき、船長が直接電話に出てくれて、とても丁寧に応対してくれたのが印象的だった。
あとで分かったことだけど、先代の船長(お父様)の後を継いで船長をされているとのことだけど、今でもお父様と一緒に出船することもあるらしい。
ちょうど代替わりするタイミングの時期の様子。
電話で予約をしたときに、船長から釣り座の希望を訊かれ、僕は右舷のミヨシ(一番前)が空いていたのでそこに決めた。
こちらの船では予約時に席を船長と相談して決めていく方式らしい。
良型のマアジ連発!!
さて、当日は5時半に港に集合、準備が整い次第出船というスケジュール。
出船すると、10分もせずに最初のポイントに到着。
船長から「水深20メートルから16メートルまでを誘ってください」とタナの指示が出る。
こちらの船で狙うシマアジのポイントには底に海藻がたくさん生えていることが多く、根がかりしてしまうので仕掛けを底には落とさずに探っていくとのこと。
何度か仕掛けを投入していくと、トントンとアタリが出始める。
引きの感覚でシマアジではないだろうなと思っていたけど、上がってきたのは良型(35センチくらい)のマアジだった。
この日はマアジの活性が高く、結果的にずいぶん多くのマアジが釣れることになった。
その後マアジとは違う強い引きがあり、引き上げる途中に使っていた6号のハリスが切られる場面が2回ほど続くことがあった。
シマアジのアタリだろうか?
期待していると、しばらくしてようやく最初のシマアジが上がってきた。
でも、いわゆるキロ以下(1キログラムに満たないサイズ)の型。
それでもシマアジが釣れたので、沖上がりまでの時間に期待を高める。
しかし、その後はマアジやメジナに混じってもう1匹小型のシマアジが釣れたのみで、なかなか良型のシマアジは釣れない。
どうもこの日は水温が低いままで、また潮濁りもきつすぎて終始シマアジの活性が弱い状態が続いてしまったらしい。
そして、11時過ぎに沖上がり。
良型のシマアジは釣れなかったけど、外道というには贅沢すぎるほど大きなマアジのアタリも多く、楽しい船釣りになった。
港に戻る帰路の途中、この船の常連の釣り師さんと少しお話したら、
「マアジが釣れるときは、もう少しタナを上げるといいですよ。シマアジはマアジの群れが近くにいるときには、マアジの下ではなくて、より上のタナにいることが多いから」とアドバイスをいただいた。
てっきりシマアジはもっと下の、底ギリギリにいるものとばかり思っていたけど、マアジの群れがいるときにはむしろ遊泳層が上になるのか。
実際に経験してみないと分からないことばかり。つくづく学ぶことが多いなと思う。
良型のシマアジは釣れなかったけど、外道というには贅沢すぎるほど大きなマアジのアタリも多く、楽しい船釣りになった。
・・・港に戻ると、船宿で船長のお母さまが作ってくれた温かいうどんが用意されていた。
ごちそうさまでした。おいしくいただきました。
若船長、お世話になりました。
良型のシマアジは釣れなかったけど、楽しい船釣りになりました。
いずれまたお世話になると思います。
今回の「海正丸」での釣果
シマアジ(小型)、マアジ、メジナ
その他外道として、メイチダイ、イラ、フグなど