サヨリ釣り(千葉・南房総の大堤防)~2022年3月24日 午前の釣り
サヨリのウキ釣り~冷たい雨やみぞれの降った翌々日の釣行
気になる水温低下からの回復は?
2022年3月24日、南房総市の堤防にて午前中にサヨリを狙った釣りをしてきました。
今回はそのときの堤防釣りのレポートです。
この日に釣り場として選んだのは南房総市にある大堤防。
広大な堤防にはサヨリを狙えるポイントがいくつもある。
水深があって絶えず波が激しく打ち付けてくる外海側、水深もほどほどにあってコマセがたまりやすい船道回り、同じくコマセがたまりやすい堤防先端寄りのテトラ帯、開けた砂地に面したテトラ帯などなど。
そのためサヨリを狙った釣りといっても、ポイントや釣り人によって釣り方がそれぞれ違うのがおもしろい。
このエリアも今年は例年に比べてサヨリの寄りが芳しくないのは知っていたけど、果たしてどうだろうか?
また、仮にサヨリの群れが近海にいたとしても、前々日には都心でも一時雪が降るほどの寒さに見舞われたので、このエリアにも冷たい雨がかなりたくさん降っていたはず。
その2日前の急激な水温低下から回復して、魚の活性が上がってきてくれるかどうか気になっていた。
現場に着いて海を見ると、潮は思ったより濁っていない。波も予想以上に穏やか。
僕が竿を出したのは、船道を狙えるテトラ帯。
かなり朝日が出て明るくなってからの開始。
どの場所にするか迷ったけど、船道の中央付近はコマセがたまりやすいので、そこにじっくり魚を寄せて釣っていこうという作戦。
イワシミンチ&配合エサ(グレパン)を撒き、魚を寄せていく。
ただ、時間が経過してもフグや小さなイワシなどが寄ってくる様子がない。やはり2日前の水温低下が影響しているのかな。
不安ながら釣りを続けていく。
サヨリ、現る。
フグさえも釣れない状況が続き、場所の移動も考え始めた午前9時ごろ。
ぼんやりと見ていたアタリウキ(小さなシモリ)がフっと沈む。
急いで竿を立てて、合わせると魚がしっかりとハリにかかった。
リールを巻くとバシャバシャと魚が跳ねながら抵抗する。
これは・・・サヨリだな。
ただし、あまり大きく抵抗しないので、型が小さいのかとおもったら、意外と良型(30センチを十分に超える型)のようだった。
足場の悪いテトラなので、小さな玉網に入れて確実に取り込む。
これで、ボウズは免れた。
1匹釣れると一気にアドレナリンが出てくる。
コマセ打ち、仕掛けの投入、誘いなどの動きが急にキビキビしてくるのを自分でも感じる。
すると、すぐにアタリがきた。
群れが入ってきたのなら、一気に数を伸ばすぞ! さらに気合が入る。
しかし、その後どうなったかと言うと・・・
1時間くらいの間に数匹釣れて、すぐにパタッとアタリが止まってしまった。
アタリがなくなってからは、サヨリを含めてまったく魚の気配もなくなってしまった。
午前11時過ぎまでコマセをまきつつ粘ったけど、その時間にあきらめて納竿。
結局、なんとか少し釣れたという程度の釣果で終了。
3月24日(午前の釣り)のサヨリの釣果
7匹・・・およそ5時間での釣果。
ちなみに、この日の潮回りは小潮で、満潮が午前7時半ごろだったので、釣れたのはちょうど潮が下がり始めたばかりの時間帯だった。
全体的にアタリがあったときもウキの動きは小さく、ハリに掛かっても動きは弱かったと思う。
やはり急な水温低下の影響が大きかったのかな。難しい釣りだった。
<関連記事>